
くら寿司が2026年9月5日、開催中だった「ちいかわ」とのコラボキャンペーンを急きょ中止すると発表しました。
終了するのは9月6日の営業開始時からです。
コラボは本来、ビッくらポン!の景品やコラボメニューなど一部企画が9月30日まで予定されており、9月18日からは第3弾のオリジナル寿司皿プレゼントも始まる予定でした。ところが、くら寿司の調査で「従業員による不正行為」が判明したため、予定を残したまま全面的な中止となりました。
「くら寿司×ちいかわコラボ終了理由はなぜ?」「景品を転売した従業員は誰?」「名前や顔画像、どこの店舗か特定された?」と気になっている人も多いと思います。
くら寿司の公式発表では従業員の具体的な不正内容までは明らかにしていませんが、TBS NEWS DIGは、1店舗の従業員について景品を横領した疑いがあり、転売も確認され、くら寿司が警察へ相談していると報じています。
一方、2026年9月5日時点で問題の従業員の氏名・年齢・顔画像・勤務店舗名は公表されていません。
くら寿司×ちいかわコラボ終了理由はなぜ?従業員の不正行為が判明
くら寿司が「ちいかわ」コラボを終了する直接的な理由として公式に発表したのは、従業員による不正行為が確認されたためです。
9月5日付の公式文書では、社内で調査を進めた結果、「当社の従業員による不正行為が判明した」と説明しています。そのため9月6日の営業開始時から、開催中のコラボ企画を中止するとしました。
9月6日の営業開始からコラボを中止
中止されるのは一部の景品だけではありません。
くら寿司の公式発表によると、ビッくらポン!のフィギュア・アクリルマグネット・缶バッジ、オリジナル湯呑み、今後予定されていたオリジナル寿司皿、レシート応募キャンペーン、コラボメニュー、対象3店舗のビッくらポン!動画や店内装飾まで終了します。
つまり「景品配布だけ中止」ではなく、今回のちいかわコラボそのものを大幅に終了させる対応です。
なお、くら寿司はテレビCMについて、コラボ開催中という内容の放送がしばらく継続する場合があるものの、実際のキャンペーン内容は終了していると注意を呼びかけています。
くら寿司従業員は何した?景品横領・転売の疑い
くら寿司の9月5日の公式文書では「従業員による不正行為」とだけ記載され、具体的に何をしたのかまでは書かれていません。
一方、TBS NEWS DIGは、くら寿司による説明として、従業員がコラボ景品を横領した疑いがあり、景品の転売もあったと報じています。
1店舗で景品を横領した疑い
TBSによると、景品を横領した疑いが持たれているのは1つの店舗です。
くら寿司は現在、警察へ相談しているとされています。
ここで注意したいのは、くら寿司公式の9月5日発表では「不正行為」としている一方、横領についてはTBSが会社への取材をもとに「疑いがある」と伝えている段階だという点です。
そのため現時点では、「従業員が横領罪で逮捕された」「刑事事件として立件された」と決まったわけではありません。
景品の転売も確認されたと報道
TBSは、コラボを急きょ中止する理由について、従業員による景品の転売があったためだと報じています。
今回のコラボでは開始直後から、フリマサイトに大量の景品が出品されていることがSNS上で問題になっていました。
その後、くら寿司が調査を進め、最終的に従業員の不正行為が判明したとして全面中止を発表した流れです。
配布前の「ちいかわ湯呑み」がメルカリに出品され炎上
今回の問題がさらに注目されたきっかけが、配布開始前だった「ちいかわ」のオリジナル湯呑みがフリマアプリに出品されていたという騒動です。
オリジナル湯呑みはコラボ第2弾として9月4日から配布開始予定でした。
ところがITmedia NEWSは、配布開始前日の9月3日時点ですでに、湯呑みとみられる商品がメルカリに出品されていたと報じています。
湯呑みは9月4日から配布予定だった
くら寿司の当初のキャンペーン案内では、税込3000円の会計ごとにもらえる先着プレゼントとして、9月4日からオリジナル湯呑み全4種類を合計100万名に配布する予定でした。
ところがITmediaによると、9月3日の段階ですでにフリマアプリへの出品を指摘するSNS投稿が拡散。
配布開始日の9月4日にも、店舗の営業時間前とみられる時間帯から湯呑みの出品が確認されたとしています。
「一般客がまだ入手できないはずなのに、なぜ出品できるのか」という疑問が広がり、内部関係者による持ち出しではないかとの声につながりました。
「いただき物です」と説明する出品者も
ITmediaによると、配布前の出品について入手経路を尋ねられた出品者が「頂き物です」と説明したケースも確認されています。
ただし、この出品者が実際にくら寿司の従業員だったのか、今回会社が確認した不正行為と直接関係する人物なのかは確認されていません。
「配布前にメルカリへ出品されていた」という事実と、「その出品者が今回の不正従業員である」という話は分けて考える必要があります。
ビッくらポン景品でも大量転売疑惑が出ていた
コラボ第2弾の湯呑みだけが問題になったわけではありません。
8月21日にスタートした第1弾の段階から、ビッくらポン!のちいかわ景品がフリマサイトへ大量に出品されているとして、SNS上で疑問の声が出ていました。
くら寿司は9月2日、この問題について公式サイトで調査中であることを発表していました。
「何度当たってもフィギュアが出ない」との声
今回のビッくらポン!では、ちいかわ、ハチワレ、うさぎなどをデザインしたフィギュア全5種類のほか、缶バッジやアクリルマグネットが用意されていました。
ITmediaは、第1弾開始後、ビッくらポン!を複数回当ててもフィギュアが一つも出なかったとするSNS投稿が相次いだ一方、フリマサイトにはフィギュアが大量に出品されていたと報じています。
このため「店舗内部で景品が抜き取られているのではないか」という疑惑がSNSで拡散しました。
「くら寿司の店員」と名乗る出品者もいた
さらにITmediaは、フリマサイト上で入手経路を質問された出品者が「くら寿司の店員ですよ」と書き込んでいたケースを紹介しています。
ただし、ITmedia自身も、その人物が本当にくら寿司従業員なのかは確認できていないとしています。
「父親が店長」と説明したとされる出品者についても同様で、SNS上の自己申告だけでは勤務先や身元を確認できません。
その後、くら寿司自身の調査で従業員の不正行為が判明しましたが、SNS上で疑われた個々の出品者と会社が確認した従業員が同一人物なのかは公表されていません。
不正行為をしたくら寿司従業員は誰?名前は公表されている?
「不正をした従業員は誰なのか」という点について、2026年9月5日時点で実名は公表されていません。
くら寿司の公式発表には、従業員の氏名、年齢、性別、役職などの記載はありません。
TBSの報道でも「従業員」とされているだけで、名前は出ていません。
従業員の名前・年齢・役職は不明
現在までに公表情報から確認できるのは、くら寿司の従業員による不正行為が判明したというところまでです。
店長なのか一般スタッフなのか、正社員なのかアルバイトなのかについても、くら寿司は9月5日の公式発表では明らかにしていません。
SNS上の出品者名や過去に公開された店舗スタッフの情報から、特定の人物を今回の不正従業員と結び付ける根拠もありません。
くら寿司従業員の顔画像は特定された?
顔画像についても同様です。
くら寿司は不正行為を確認した従業員の顔写真を公開しておらず、主要報道でも本人の顔画像は確認できません。
SNSでは「内部犯はこの人では」といった推測が出る可能性がありますが、現在公表されている情報だけでは人物を特定できない状態です。
警察への相談が進んでいると報じられているため、今後刑事事件として捜査が進み、逮捕や書類送検などがあれば人物情報が新たに報じられる可能性はあります。
ただ、現段階ではそのような発表はありません。
不正があったのはどこの店舗?
店舗についても、具体的な店名は公表されていません。
TBSは、横領の疑いが持たれているのは「1つの店舗」と報じていますが、その所在地や店名までは明らかにしていません。
そのため、
「○○店で起きた」
「○○県の店舗の従業員だった」
といった具体的な情報は、現時点で会社や主要報道が確認した事実ではありません。
全国のくら寿司店舗や、ちいかわ景品の在庫が少なかった特定店舗を今回の問題と結び付けることもできません。
くら寿司は9月2日に「法的措置も含め対応」と発表していた
くら寿司はコラボ全面中止を発表する3日前の9月2日、SNS上で景品の不適切な取り扱いを指摘する声が出ていることを受け、調査していると説明していました。
その時点では不正行為が確認されたとは発表しておらず、調査中という段階でした。
ITmediaによると、くら寿司は不適切な行為が判明した場合には、該当者への厳正な処分や法的措置を含めて厳格に対応するとしていました。
景品は本来「鍵付き倉庫」で管理
くら寿司は9月2日の説明で、コラボ景品について社内規定に基づき、原則として鍵付き倉庫内で保管しているとしています。
さらに複数人による開封・補充、担当者の明確化などの管理方法を採っており、不適正な取り扱いや取得は容認しない姿勢を示していました。
それにもかかわらず、その後の調査で実際に従業員の不正行為が確認されました。
このため、今後は個人の処分だけでなく、景品をどのように持ち出せたのかという管理体制そのものも焦点になりそうです。
従業員は処分される?くら寿司は警察にも相談
9月5日時点で、不正行為をした従業員への具体的な社内処分は公表されていません。
解雇、懲戒処分、損害賠償請求などが決定したとの発表も確認できません。
一方、くら寿司は9月2日の段階で、調査によって不適切な行為が判明した場合は「厳正な処分」と「法的措置」を含めて対応するとしていました。
そしてTBSは9月5日、1店舗で従業員による景品横領の疑いがあり、くら寿司が警察に相談していると報じています。
今後は警察への相談結果によって、刑事事件としての対応が進むのかも注目されます。
くら寿司×ちいかわコラボは本来いつまでだった?
今回「突然終了」と感じる人が多いのは、キャンペーンがまだ途中だったためです。
くら寿司が8月10日に発表した当初の計画では、ちいかわコラボは8月21日にスタートし、ビッくらポン!の景品、コラボメニュー、店内装飾などは9月30日まで予定されていました。
9月18日から第3弾「寿司皿」も予定されていた
先着プレゼントは3段階に分かれていました。
第1弾のミニ巾着が8月21日から、第2弾の湯呑みが9月4日から、第3弾のオリジナル寿司皿が9月18日から始まる予定でした。
しかし9月6日からコラボ自体が中止されるため、9月18日開始予定だった寿司皿プレゼントも実施されません。くら寿司の9月5日の公式文書でも、オリジナル寿司皿のプレゼントを中止対象として明記しています。
9月4日に始まったばかりの湯呑みプレゼントも、わずか2日ほどで終了することになります。
なぜ一部の従業員の不正でコラボ全体を終了する?
くら寿司は9月5日の文書で、不正行為が判明したためキャンペーンを中止すると説明していますが、「なぜ1店舗の問題で全国のコラボを全面中止するのか」という詳細な判断理由までは公表していません。
ただ、今回の景品は全国の店舗で提供される数量限定のキャンペーン商品です。
景品が本来のルールとは異なる形で取得され、転売されていたのであれば、全国の利用客に対して公平なキャンペーン運営を続けられるかという問題につながります。
さらに、9月2日時点では「調査中」だったものが、9月5日には「従業員による不正行為が判明」に変わりました。
くら寿司としては、コラボを継続したまま調査するのではなく、いったん全面的に終了させる判断をした形です。
くら寿司×ちいかわコラボは今後復活する?
2026年9月5日時点で、今回中止したキャンペーンを後日再開するとの発表はありません。
くら寿司の公式文書では「中止」「キャンペーン内容は終了」と明記されています。
したがって、少なくとも現在予定されていた2026年のキャンペーンについては、9月6日から終了すると考えるのが妥当です。
今後、別の時期にちいかわとの新たなコラボを実施するのかについても発表されていません。
くら寿司×ちいかわコラボ終了理由と従業員の不正疑惑で分かっていること
くら寿司×ちいかわコラボが急きょ終了する理由は、くら寿司の社内調査で従業員による不正行為が判明したためです。
公式発表では不正の詳しい内容は記載されていませんが、TBS NEWS DIGは、1店舗で従業員による景品の横領疑惑があり、転売も確認され、会社が警察に相談していると報じています。
今回の騒動では、9月4日から配布予定だったオリジナル湯呑みが前日の3日時点でメルカリに出品されていたとの指摘や、第1弾のビッくらポン!景品がフリマサイトへ大量出品されていた問題もありました。
現在確認できるポイントは、従業員の不正行為が会社調査で判明したこと、1店舗で景品横領の疑いがあると報じられていること、警察に相談中であることです。
一方で、問題の従業員については、名前・顔画像・年齢・雇用形態・役職・勤務店舗名はいずれも公表されていません。
また、メルカリなどで「くら寿司店員」を名乗った個々の出品者と、会社が不正行為を確認した従業員が同一人物であるとも公表されていません。
くら寿司は以前から、不正が確認された場合には厳正な処分や法的措置を含めて対応すると表明しています。
9月6日から予定途中のコラボを全面中止するという大きな対応に踏み切ったことで、今後は不正を行った従業員への具体的な処分、警察への相談結果、景品管理体制の見直しについて追加説明があるかが焦点となります。

