
香川ファイブアローズの代表取締役社長兼ゼネラルマネージャー(GM)を務める生岡直人氏が、2026年9月末で両職を辞任する意向を表明しました。
きっかけとなったのは、所属選手だった小寺ハミルトンゲイリー容疑者が、遠征先の熊本県で不同意わいせつと窃盗の疑いで逮捕されたことです。
9月28日の記者会見で、生岡氏は自身の「管理不行き届き」に言及し、代表取締役社長とGMを辞任すると説明しました。クラブは小寺容疑者に9月27日付で契約解除を通知しています。
生岡氏はバスケットボール界だけで歩んできた人物ではありません。
関西大学を卒業後、会社員、起業と事業撤退、税理士法人勤務を経験し、税理士資格を取得。その後は経営コンサルタントとして独立し、パートナリング株式会社や一般社団法人リネジツを立ち上げています。
では、生岡直人氏とはどんな人物なのでしょうか。年齢や学歴、これまでの経歴、SNS、妻・子供などの家族構成に加え、香川ファイブアローズ社長を辞任することになった経緯まで紹介します。
生岡直人は誰で何者?香川ファイブアローズ社長兼GM
生岡直人氏は、香川ファイブアローズを運営する株式会社ファイブアローズの代表取締役社長兼GMを務めてきた経営者です。
一方、本業のキャリアをたどると、税理士資格を持つ経営コンサルタントでもあり、企業の経営理念づくりや組織育成を専門としてきました。
2023年には組織マネジメントに関する著書も出版しており、スポーツクラブ経営と企業コンサルティングの双方に関わってきた人物です。
生岡直人のwikiプロフィール
生岡直人氏について、公表情報から確認できるプロフィールは次の通りです。
- 名前:生岡直人(いくおか なおと)
- 生年月日:1983年7月15日
- 年齢:43歳(2026年9月現在)
- 出身:兵庫県
- 出生地:兵庫県尼崎市と本人の会社プロフィールに記載
- 学歴:関西大学社会学部社会学科卒業
- 資格:税理士
- 役職:株式会社ファイブアローズ代表取締役社長兼GM
- パートナリング株式会社代表取締役
- 一般社団法人リネジツ代表理事
- 著書:『こうやって、言葉が組織を変えていく。』
香川ファイブアローズの公式発表では、生年月日を1983年7月15日と公表しています。パートナリング株式会社のプロフィールでは、兵庫県尼崎市生まれ、関西大学社会学部社会学科卒業と紹介されています。
なお、ダイヤモンド社の著者紹介では「1983年大阪生まれ」とする記載もあります。出生地について媒体間で表記に違いがありますが、香川ファイブアローズが過去に公開した資料では出身地を兵庫県としていました。
生岡直人の年齢・生年月日は?2026年現在43歳
生岡直人氏は1983年7月15日生まれです。
2026年7月に43歳となっているため、香川ファイブアローズの社長兼GM辞任を表明した2026年9月28日時点では43歳です。
40代でプロスポーツクラブの経営トップに
生岡氏が香川ファイブアローズの代表取締役社長に就任したのは2023年4月です。
当時39歳で、同年3月に取締役副社長兼GMへ就任した直後の社長昇格でした。
クラブは2022-23シーズンの成績を受けてB3降格が決まっており、生岡氏は就任時、クラブ全体の改善を進めてB2復帰を目指す考えを表明していました。
生岡直人の学歴は?関西大学社会学部を卒業
生岡直人氏の学歴は、関西大学社会学部社会学科卒業です。
自身が代表を務めるパートナリング株式会社の公式プロフィールで公表されています。
高校名については、香川ファイブアローズの公式プロフィールやパートナリング株式会社の人物紹介では明らかにされていません。
関西大学卒業後は大手IT通信企業へ
大学卒業後、生岡氏は大手IT通信企業に就職し、営業職を担当しました。
中小企業や個人事業主へIT機器を提案する仕事に携わった後、23歳で会社を離れて独立しています。
ダイヤモンド社の著者プロフィールでは、上場企業へ入社したものの約半年で退社し、インターネット回線の代理店として起業したと紹介されています。
現在のスポーツクラブ社長という肩書きからは想像しにくいものの、社会人生活のかなり早い段階から経営者としての道を歩んでいたことが分かります。
生岡直人の経歴!起業失敗から税理士・経営コンサルタントへ
生岡直人氏の経歴で特徴的なのが、一度起業に失敗した経験を公にしていることです。
20代前半で通信回線の営業代理店事業などを始めましたが、経営やマネジメントに関する知識不足などから約2年間で事業継続を断念したと、自身の会社プロフィールで明かしています。
25歳から簿記を学び直して税理士の道へ
事業撤退後、生岡氏は経営について学び直すことを決めました。
ダイヤモンド社のプロフィールでは、25歳のころにアルバイトをしながら簿記3級から学習を始め、27歳で税理士法人へ就職したとされています。
香川ファイブアローズの公式プロフィールでは、2010年7月にトリプルグッド税理士法人へ入社したことが確認できます。
同法人では税務や財務だけでなく、新規開拓営業、キャッシュフロー、事業計画、経営理念の策定などにも携わり、管理職としてチームマネジメントも経験したと紹介されています。
その後、税理士資格も取得しました。
生岡直人とパートナリング株式会社・一般社団法人リネジツの関係
生岡直人氏は香川ファイブアローズの経営だけでなく、自ら立ち上げた会社や団体でも活動しています。
香川ファイブアローズの公式プロフィールでは、2015年にパートナリング株式会社、2018年に一般社団法人リネジツを設立した経歴が掲載されています。
2015年にパートナリング株式会社を設立
2015年11月、生岡氏はパートナリング株式会社を設立し、代表取締役に就任しました。
同社では、「理念と経営数値の専門家」として企業の経営支援や組織育成コンサルティングを行っています。
生岡氏は税理士資格を持っていますが、同社では税務処理を中心にするのではなく、経営理念の策定・浸透やキャッシュフローなどを組み合わせた経営コンサルティングを主な仕事としてきました。
2018年に一般社団法人リネジツを設立
2018年10月には、一般社団法人リネジツを設立し、代表理事に就任しています。
香川ファイブアローズの2023年の公式プロフィールでも、パートナリング株式会社代表取締役、一般社団法人リネジツ代表理事を務めていることが掲載されていました。
スポーツクラブへ入る以前から「人と組織」をテーマに活動していた人物だったことが分かります。
生岡直人は著書も出版!経営理念や組織づくりの専門家
生岡直人氏は2023年5月、ダイヤモンド社から『こうやって、言葉が組織を変えていく。 全員自分から動き出す「すごい理念」の作り方』を出版しています。
経営理念を言葉にして組織へ浸透させる方法を扱ったビジネス書です。
広島ドラゴンフライズの組織支援にも関わった
生岡氏は香川ファイブアローズ以前にもプロバスケットボール業界との接点がありました。
ダイヤモンド・オンラインでは、2017年に広島ドラゴンフライズの浦伸嘉社長と出会い、クラブの理念づくりや組織改善に関わった経緯を本人が紹介しています。
こうしたスポーツ組織との仕事を経て、後に香川ファイブアローズの経営へ直接参加することになります。
生岡直人が香川ファイブアローズ社長になるまでの経歴
生岡直人氏が株式会社ファイブアローズの取締役に就任したのは2021年9月です。
その後、2023年にGMと副社長を任され、わずか数カ月後に代表取締役社長へ昇格しています。
2021年に株式会社ファイブアローズ取締役へ
香川ファイブアローズ公式の略歴では、2021年9月に株式会社ファイブアローズ取締役へ就任しています。
2023年3月には取締役副社長兼GMに就任しました。
GMは選手編成など競技部門にも深く関わる役職です。
2026-27シーズンについても、生岡氏が代表取締役社長兼GMとしてロスターやチーム編成方針についてコメントしており、小寺ハミルトンゲイリー容疑者も開幕ロスターに入っていました。
2023年4月に代表取締役社長へ就任
2023年4月26日、生岡氏は香川ファイブアローズの代表取締役社長に就任しました。
当時クラブはB3降格が決まっており、生岡氏はクラブ全体で改善を進めることや、B2復帰を目標に掲げています。
その後は社長とGMを兼務し、経営面とチーム編成の双方を担ってきました。
生岡直人のSNSは?Xアカウントを開設
生岡直人氏はXを利用しています。
「生岡直人@香川ファイブアローズの経営と組織育成支援」という名前で、@NaotoIkuokaのアカウントが確認できます。
Xでは香川ファイブアローズや組織経営について発信
Xでは香川ファイブアローズの試合や経営に関する内容のほか、人材育成や組織づくりについても発信してきました。
クラブの公式Xから生岡氏の投稿が引用・拡散されるケースもあり、社長としての情報発信にも使われていたアカウントです。
一方、本人の公式Instagramについては、今回確認したクラブ公式プロフィールや会社プロフィールから明確な案内は確認できませんでした。
生岡直人の妻は誰?結婚している?
生岡直人氏について、「妻は誰なのか」「結婚しているのか」と気になる人もいると思います。
ただ、香川ファイブアローズの公式プロフィール、パートナリング株式会社の人物紹介、ダイヤモンド社の著者プロフィールでは、妻について詳しい情報は掲載されていません。
妻の名前や職業は公表情報で確認できず
生岡氏は経営者としてインタビューや講演、SNSなどで情報発信していますが、仕事に関する内容が中心です。
妻の氏名や年齢、職業などについて、本人や所属組織が公表した情報は今回確認した範囲では見当たりませんでした。
家族が一般人であれば、今後もプライベートな情報が公表されないことは十分あり得ます。
生岡直人に子供はいる?家族構成は公表されている?
子供についても、香川ファイブアローズや本人の会社が公開しているプロフィールには記載されていません。
息子や娘の人数、年齢などを裏付けられる公表情報も、今回確認した主要なプロフィールにはありませんでした。
そのため、生岡氏の家族構成について分かっている情報はかなり限られています。
SNS上の同姓人物などを家族と結びつける根拠もないため、妻や子供については本人が公表している仕事上のプロフィールとは切り離して扱うのが現状に合っています。
生岡直人はなぜ辞任?香川ファイブアローズ社長兼GMの辞任理由
生岡直人氏が突然注目された最大の理由が、2026年9月28日に表明した香川ファイブアローズ代表取締役社長兼GMからの辞任です。
生岡氏自身が会見で挙げた理由は「管理不行き届き」です。
所属選手だった小寺ハミルトンゲイリー容疑者の逮捕を受け、経営トップと選手編成責任者を兼ねる立場として責任を取る考えを示しました。
小寺ハミルトンゲイリー容疑者が熊本で逮捕
KSB瀬戸内海放送によると、小寺ハミルトンゲイリー容疑者は9月26日、熊本市内で20代女性に対する不同意わいせつと窃盗の疑いで逮捕されました。
警察の調べに対して、小寺容疑者は「同意があった」として容疑を一部否認していると報じられています。
逮捕された段階であり、刑事責任について最終的な司法判断が出た段階ではありません。
クラブは当初「コンディション調整で不在」と発表
この問題では、クラブ側の初動も注目されました。
香川ファイブアローズ公式発表によると、9月26日の試合開始時点では詳しい状況を把握できていなかったため、小寺容疑者について「コンディション調整で不在」と案内していました。
逮捕判明後、クラブはこの経緯について謝罪しています。
翌27日には、生岡氏が早朝から現場や警察署への対応に関わっていたことなど、クラブが把握した経緯を時系列で公表しました。
生岡直人は「管理不行き届き」と謝罪
9月28日の会見で、生岡直人氏は今回の事案について謝罪しました。
バスケットボールキングによると、生岡氏は自身の管理が行き届かなかったことに言及し、被害を訴えている方やクラブ関係者に謝罪しています。
社長とGMの両方を9月末で辞任
生岡氏は、代表取締役社長だけではなくGMも辞任する意向です。
会見では、今回の件を自身の管理不行き届きによるものと説明し、代表取締役とGMの両職を辞任して、新たな体制を作る考えを示しました。
辞任時期は2026年9月末とされています。
これは会社側による解任が報じられたのではなく、生岡氏自身が責任を取るとして辞任を表明した形です。
小寺ハミルトンゲイリーには契約解除を通知
クラブは小寺容疑者について、Bリーグの規定に基づき9月27日付で契約解除を通知したことも明らかにしました。
小寺容疑者はわずか数日前の9月24日に発表された2026-27シーズン開幕ロスターにも名を連ねていました。
シーズン開幕直後の出来事だったこともあり、クラブは急きょ経営と競技の両面で新体制へ移行することになります。
香川ファイブアローズの後任社長は誰?田浦結城が社長代行へ
生岡直人氏の辞任に伴い、香川ファイブアローズの経営体制も変わる見込みです。
9月28日の会見を報じたバスケットボールキングによると、田浦結城取締役が社長代行に就任する予定とされています。
田浦結城は取締役・統括本部長
田浦結城氏は以前から株式会社ファイブアローズの取締役としてクラブ運営に携わってきました。
2025年のクラブ関連発表では取締役・統括本部長として紹介され、パートナー企業との連携など経営面での業務を担っています。
2026年5月にも、香川マルチメディアビジネスフォーラムで株式会社ファイブアローズ取締役統括本部長として講演しています。
現時点では「正式な後任社長」ではなく、社長代行に就く見込みと報じられている段階です。
香川ファイブアローズのGM後任は誰?
生岡直人氏は社長とGMを兼任していたため、GMポストにも後任が必要となります。
ただ、9月28日時点ではGMの後任は決まっていません。
クラブは現在協議を進めており、今シーズン中に新体制を発足させる方針と報じられています。
生岡直人は新体制発足まで取締役として残る方針
生岡氏は社長兼GMを辞任した後、直ちに株式会社ファイブアローズとの関係をすべて終えるわけではありません。
会見では、新体制が発足するまでは取締役としてクラブに残り、再発防止と業務の引き継ぎにあたる考えを示しました。
そのため、9月末で「クラブから完全退任」という形ではなく、代表取締役社長とGMを離れた後もしばらく引き継ぎを担当する予定です。
生岡直人は経営コンサルタントからプロバスケ社長になった人物
生岡直人氏は1983年7月15日生まれの43歳で、関西大学社会学部社会学科を卒業しています。
新卒でIT通信企業へ入社した後、23歳で独立。一度事業から撤退した経験を経て会計を学び直し、トリプルグッド税理士法人への入社や税理士資格取得を経て、2015年にパートナリング株式会社、2018年に一般社団法人リネジツを立ち上げました。
2021年から株式会社ファイブアローズの取締役となり、2023年には副社長兼GM、代表取締役社長兼GMへと就任しています。
妻や子供などの家族構成については、本人やクラブの公式プロフィールで詳しい公表は確認できません。一方、SNSでは本人名義のXアカウントを使い、香川ファイブアローズや組織経営について発信してきました。
2026年9月28日には、小寺ハミルトンゲイリー容疑者の逮捕を受け、自身の「管理不行き届き」を理由に社長とGMの辞任を表明。9月末で両職を退き、田浦結城取締役が社長代行に就く見込みです。GMの後任については現在協議中とされています。
経営や組織づくりを専門にしてきた生岡氏だけに、今回の辞任後にどのような形でクラブの再発防止と引き継ぎを進めるのか、さらに新体制の人事がどう決まるのかが今後の焦点となります。

