
YouTuber「かいんじゅ」が2026年10月22日、これまでYouTubeに投稿してきたライブ配信・ショートを含む約1240本の動画をすべて削除する方針を発表しました。
きっかけは、投稿していた動画1本について『カイジ』のキャラクター画像をめぐる著作権侵害の申し立てを受けたことです。
ユーチュラが確認したところ、対象は9月1日公開の「タコを丸々一匹ぶち込んだたこ焼きがヤバすぎた【おまけが本編】」で、動画ページには講談社からの著作権侵害による削除通知を受けたとの表示が出ていました。
ただし重要なのは、1240本すべてについて講談社から個別に著作権侵害を指摘されたわけではないことです。
かいんじゅ側が過去動画全体を見直し、自主的に一括削除する判断をした形です。
かいんじゅに何があった?全動画削除までを時系列で確認
今回の経緯をまとめると次の通りです。
| 日付 | 出来事 | 内容 |
|---|---|---|
| 2026年9月1日 | 問題となった動画を公開 | タコを使ったたこ焼き動画 |
| 10月22日昼ごろ | 著作権の申し立て | 投稿動画1本が対象 |
| 10月22日夜 | 生配信で報告 | もんじゅ・かいくんが事情を説明し謝罪 |
| 同配信 | 全動画削除を発表 | ライブ・Shortsを含む約1240本が対象 |
| 10月23日 | バックアップ作業 | 完了後に削除すると説明 |
| 今後 | 活動継続予定 | 問題部分を修正した過去動画の再投稿も検討 |
10月22日時点のユーチュラ集計では、チャンネル登録者数は約73万7000人、公開動画数は1240本でした。
著作権侵害の理由は?『カイジ』画像を無許可使用
かいんじゅは、もんじゅさんとかいくんさんの2人で活動するYouTubeチャンネルです。
近年は漫画『カイジ』の主人公・伊藤開司の声真似をしながら料理、晩酌、旅行などを楽しむ動画が人気となっていました。
今回申し立てを受けたのは、声真似そのものではなく、動画で使用していたキャラクター画像についてです。
2人は生配信で、権利者から許可を得ずに画像を使用していた事実を認めています。長年問題を指摘されなかったことで、どこかで「大丈夫なのでは」と考えてしまっていたとも振り返りました。
そのうえで作品関係者やファンへ謝罪しています。
どの動画が削除された?
今回、著作権侵害の削除通知を受けたことが確認されているのは、2026年9月1日公開の
「タコを丸々一匹ぶち込んだたこ焼きがヤバすぎた【おまけが本編】」
という動画です。
ユーチュラが動画ページを確認したところ、株式会社講談社からの著作権侵害による削除通知を受けたとの表示になっていました。
したがって現時点で、
「1240本すべてについて講談社から削除命令が出た」
というわけではありません。
確認されている申し立ては1本です。
なぜ1本だけなのに1240本すべて削除する?
かいんじゅ側が全動画を削除する最大の理由は、ほかの動画にも同様の著作物が使われている可能性があるためです。
2人は、著作権にまったく触れていない動画も一部あるかもしれないものの、その数は少ないと説明。
1240本を1本ずつ確認して残す動画を選別することも難しいため、いったんすべて削除する判断をしました。
つまり、
講談社が1240本すべてを削除するよう要求したのではなく、かいんじゅ自身がリスクを考えて一括削除する
というのが今回の流れです。
カイジの声真似も著作権侵害なの?
今回確認されている削除通知の対象は、キャラクター画像の使用です。
そのため、
「カイジの声真似をしたこと自体が今回の著作権侵害理由だった」
とは確認されていません。
ネット上では声真似まで問題になったとの受け止めもみられますが、かいんじゅの説明とユーチュラの確認情報では、きっかけとなったのはキャラクター画像への申し立てです。
一方、今後も過去と同じキャラクター画像などを無許可で利用できるという意味ではありません。
かいんじゅ側も今後は著作物の扱いへ厳重に注意するとしています。
かいんじゅは何と謝罪した?
10月22日の生配信では、もんじゅさんとかいくんさんが今回の著作権問題について謝罪しました。
2人は、これまで申し立てを受けなかったため問題ないのではないかと考え、権利関係から目をそらしていた部分があったことを認めています。
しかし、権利者から許可を得ずに使用していた事実は変わらないとして、今回の申し立てを受け止めました。
作品関係者や『カイジ』のファンへ迷惑をかけたことについても謝罪しています。
過去動画にバックアップはある?
実は全1240本について、あらかじめ完全なバックアップを取っていたわけではありませんでした。
2人は生配信時点で、過去動画を外付けハードディスクやPCへ保存していなかったことを説明。
そのため、動画を削除する前に急いでバックアップ作業を進めていると明らかにしました。
10月23日中にバックアップを終え、その後に削除を進める予定としていました。
そのため、10月23日朝のユーチュラ確認時点では、申し立て対象以外の動画はまだ公開されていました。
削除作業が全1240本について完全に終了したかは、今後のチャンネル表示を確認する必要があります。
削除した動画は復活する?
かいんじゅは、過去動画を二度と公開しないとはしていません。
バックアップした動画について、
- 著作権上問題になる画像を削除
- 問題部分をカット
- 別の表現へ差し替え
などの修正を行ったうえで、再投稿したい考えを示しています。
メンバーシップ限定だった動画についても、同様に修正して再投稿する意向です。
ただし、1240本もの動画があるため、すべてが元通りになるとは限りません。
再投稿の順番や時期も発表されていません。
チャンネルはBANされる?
2026年10月23日時点で、かいんじゅのYouTubeチャンネルがBANされたという確認情報はありません。
アカウント停止やチャンネル削除が正式に決まったとの発表もありません。
ただし、かいんじゅ自身は生配信で、今回の申し立てがほかの動画へ波及した場合には、今後アカウントそのものに影響が出る可能性もあると説明しています。
これはあくまで本人たちが懸念している可能性であり、
「YouTubeからチャンネル削除が決まった」
という意味ではありません。
かいんじゅは活動休止・引退する?
引退や活動休止は発表していません。
むしろ2人は、過去動画の削除後もYouTube活動を続けたい意向を示しています。
今後については、
- 料理
- 晩酌
- 旅行
- 飲食系企画
など、これまで視聴者に親しまれてきた路線を中心に続ける考えです。
もんじゅさんも、これまで動画を見てくれた視聴者へ感謝し、活動を続けられた場合には今後も応援してほしいと呼びかけました。
したがって、
全動画削除=かいんじゅ引退
ではありません。
今後の動画はどう変わる?
かいんじゅは、今回の問題があったからといって、チャンネル内容を完全に別ジャンルへ変える予定ではないと説明しています。
料理や旅行といった動画スタイルは継続しつつ、今後は他者の著作物を使用する際の権利関係をより厳格に確認する方針です。
一方、これまでの動画で印象的だった『カイジ』などの版権画像が、そのまま使われ続ける可能性は低いと考えられます。
具体的にどのような新しい表現へ変更するのかは、まだ明らかにされていません。
かいんじゅの現在と今後
現在確認できている状況をまとめます。
| 気になる点 | 2026年10月23日時点 |
|---|---|
| 著作権の申し立て | 1本で確認 |
| 申し立て元 | 講談社 |
| 問題 | キャラクター画像の無許可使用 |
| 対象動画 | 9月1日のたこ焼き動画 |
| 全動画への個別申し立て | 確認されていない |
| 削除予定 | ライブ・Shortsを含む約1240本 |
| 全削除完了 | 完了時点は未確認 |
| チャンネルBAN | 確認されていない |
| 活動休止 | 発表なし |
| 引退 | 発表なし |
| 過去動画 | 修正して再投稿する意向 |
| 今後の情報 | 主にXで報告予定 |
最新情報については、今後かいんじゅ自身がXを中心に報告するとしています。
かいんじゅの著作権侵害と全動画削除まとめ
YouTuber「かいんじゅ」は2026年10月22日、投稿動画1本についてキャラクター画像をめぐる著作権侵害の申し立てを受けたと発表しました。
ユーチュラの確認では、対象は9月1日公開のたこ焼き動画で、講談社から著作権侵害による削除通知が出ています。
かいんじゅ側も、権利者から許可を得ずに画像を使用していたことを認めて謝罪しました。
そして、ほかの過去動画にも同様の問題が含まれている可能性があり、1本ずつ選別することが難しいとして、ライブ配信・ショートを含む約1240本を自主的に全削除する方針を決めています。
ただし、1240本すべてについて講談社から個別の著作権侵害認定や削除要求があったわけではありません。
また、チャンネルBANや引退、活動休止も決定していません。
かいんじゅは今後も料理や旅行を中心に活動を続ける意向で、削除した過去動画についても著作権上問題のある部分を修正したうえで再投稿したいとしています。
今回のポイントは、1本への著作権申し立てをきっかけに、かいんじゅ側が過去の1240本全体を自主的に見直す判断をしたという点です。
今後はチャンネルがそのまま維持されるのか、過去動画がどの程度復活するのか、新しい動画で『カイジ』を含む版権コンテンツをどのように扱うのかが注目されます。
事実と推測を分けて書き直す重複する説明を減らして短くする公開時点と未確認情報を明確にする

