
警視庁小平警察署が、東京都小平市の交差点で本来は停止する義務がない場所を「信号無視」と誤認し、約2年間に63件の交通違反を取り締まっていたことが分かりました。
誤った取り締まりが行われた期間は2024年5月から2026年7月まで。徴収された反則金は総額46万8000円に上ります。警視庁は対象となった運転者について違反点数を是正し、納付済みの反則金を返還する手続きを進めています。
今回のミスは、踏切近くにある信号機がどこまでの交通を規制しているのかを小平署の警察官が誤って判断したことが原因です。
2026年10月14日時点では、対象者が自分で検索できる専用ページや返還申請フォームは公表されていません。
過去に一橋学園駅北口付近で「信号無視」として取り締まりを受けた覚えがある人は、今回の63件に該当するか小平警察署へ確認する方法があります。
警視庁が交通違反63件を誤認!何があった?
今回判明したのは、警視庁小平署による信号無視の誤った取り締まりです。
FNNによると、2024年5月から2026年7月までの約2年間に、合計63件の取り締まりミスが確認されました。
対象者から徴収した反則金は総額46万8000円です。
本当は止まる必要がない停止線だった
問題となった道路には、横断歩道の手前に停止線があります。
しかし、この停止線がある交差点自体には信号機による停止義務がありませんでした。
本来、赤信号や赤点滅の際に車が止まる必要があったのは、さらに先にある踏切の停止線です。
ところが小平署は、その1つ手前にある横断歩道側の停止線を通過した車について「信号無視」と判断していました。
小平市の取り締まりミスはどこ?現場は一橋学園駅近く
誤った取り締まりが行われていたのは、東京都小平市学園東町にある、西武鉄道多摩湖線・一橋学園駅近くの踏切付近です。
テレビ朝日は「小平市学園東町の踏切がある交差点」と報じています。
FNNも西武多摩湖線の一橋学園駅付近としており、現場が駅近くの道路であることが確認できます。
一橋学園駅北口・学園中央通り付近
報道では、一橋学園駅北口付近の道路として伝えられています。
周辺には、
横断歩道の停止線
↓
踏切
↓
信号機
↓
その先の交差点
という位置関係があり、どの停止線を信号機が規制しているのか分かりにくい構造になっています。
ただし、今回の取り締まりミスが判明したからといって、踏切手前の正規の停止線でも止まらなくてよいという意味ではありません。
赤信号や赤点滅時には、信号機によって規制されている踏切停止線で停止する必要があります。
なぜ63件も誤った取り締まりが続いた?
原因は、警察官が信号機の規制対象を誤って理解していたことです。
TBSによると、小平署の警察官4人は、踏切近くに設置された信号機が線路手前の交差点まで規制していると思い込んでいました。
警察官4人が同じ場所で取り締まり
TBSは、誤った取り締まりに小平署の警察官4人が関わっていたと報じています。
この4人は、信号機が赤や赤点滅になった際、踏切より手前の交差点にある停止線を通過した車を「信号無視」と判断していました。
つまり、1人の警察官による一度きりの判断ミスではなく、複数の警察官による取り締まりが長期間続いていたことになります。
正しい停止位置はどこだった?
今回のポイントを簡単にすると、
誤って取り締まった位置:横断歩道手前の停止線
本来信号に従って止まる位置:踏切手前の停止線
という違いです。
FNNは、信号無視の取り締まり対象となるのは本来「信号機の手前にある踏切停止線」だったとしています。
ところが警察官は、それより前にある横断歩道側の停止線で止まらなかった車を取り締まっていました。
誤認された交通違反63件の対象期間は?
確認されている期間は、
2024年5月から2026年7月まで
です。
約2年2カ月にわたって63件の取り締まりミスがあったとされています。
そのため、この期間中に一橋学園駅近くの該当場所で信号無視として青切符を切られた人は、今回の対象者に含まれる可能性があります。
反則金返還の対象者は誰?
対象となるのは、今回警視庁が「誤った取り締まりだった」と確認した63件の運転者です。
すでに反則金を納付している人については、警視庁が返還を進めています。
返還対象となる条件
現在確認できる条件は、
- 2024年5月~2026年7月の取り締まり
- 小平市学園東町・一橋学園駅付近
- 問題となった交差点での取り締まり
- 信号無視として処理された
- 今回警視庁が誤認と確認した63件に該当する
というものです。
単に小平市内で過去に信号無視の取り締まりを受けた人全員が対象になるわけではありません。
反則金はいくら返還される?
63件で徴収された反則金は総額46万8000円です。
平均すると1件あたり約7400円ですが、これは単純計算です。
実際の反則金額は車種や違反内容などによって異なるため、対象者全員へ同じ金額が返還されるわけではありません。
警視庁は、それぞれが実際に納付した金額を確認したうえで返還するとみられます。
自分が返金対象か確認する方法は?
2026年10月14日時点では、今回の63件について氏名や免許証番号などを入力し、対象者かオンラインで確認できるページは公表されていません。
また、一般向けの専用返還申請フォームも確認できません。
心当たりがあれば小平警察署へ確認
該当期間に該当場所で取り締まりを受けた覚えがある場合は、小平警察署へ確認する方法があります。
小平警察署の所在地と代表電話は次の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 警察署 | 警視庁 小平警察署 |
| 所在地 | 東京都小平市小川町2丁目1264番地の1 |
| 電話 | 042-343-0110(代表) |
警視庁公式サイトでも同番号が案内されています。
問い合わせる際には、当時の違反日、場所、青切符や反則金納付の記録などが分かれば、確認しやすいと考えられます。
返金を受けるには自分で申請が必要?
2026年10月14日時点の主要報道では、警視庁が該当者について反則金の返還手続きを進めるとされています。
一方、
「全員が自分から申請書を出さなければ返還されない」
という案内は確認できません。
具体的な返還方法や振込方法、必要書類についても公表されていないため、対象と思われる人が独自の手続きで返還請求するのではなく、小平署からの案内を確認するか、直接問い合わせるのが確実です。
反則金の返還はいつ?
返還完了日は公表されていません。
警視庁は対象者への反則金返還を順次進める方針です。
63件それぞれについて納付状況や返還先などを確認する必要があるため、返還時期は対象者によって異なる可能性があります。
違反点数はどうなる?すでに抹消手続き完了
反則金だけではなく、誤った取り締まりによって加算された違反点数も是正されます。
TBSによると、違反点数を抹消する手続きはすでに完了しています。
FNNも警視庁が違反点数の抹消を行うと報じています。
信号無視は通常2点
警視庁の点数制度では、交通違反や事故に応じて点数が加算され、過去3年間の累積点数によって免許停止・取消などの行政処分が決まります。
一般的な信号無視は基礎点数2点です。
今回対象となった人については、その誤った違反記録を是正したため、今回の取り締まりによって付けられた点数は残らないことになります。
ゴールド免許への影響はどうなる?
気になるのが、「誤った違反のせいでゴールド免許になれなかった人はいないのか」という点です。
ゴールド免許の交付区分には一定期間の違反歴が関係するため、誤った交通違反記録が残れば免許更新時の区分へ影響する場合があります。
今回、違反点数そのものについては抹消手続きが完了しています。
ただし2026年10月14日時点で、
- 63人の中にゴールド免許を取得できなかった人がいたのか
- 更新時の講習区分へ影響した人がいたのか
- 更新手数料などの差額を返還するのか
- 過去に交付された免許証の区分を変更するのか
といった具体的な影響について、警視庁から詳細な発表は確認できません。
過去の免許更新に影響した可能性がある人は、小平署や運転免許関係の窓口で個別確認する必要があります。
免許停止・取消になった人はいる?
今回の63件によって免許停止や免許取消の処分を受けた人がいたとの公式発表は、10月14日時点で確認できません。
違反点数は累積して行政処分につながるため、今回の2点が加わったことで別の違反と合算されれば影響する可能性は理論上あります。
しかし、実際に今回の63件の中で免停・取消となったケースがあったかは公表されていません。
どうして2年以上ミスが発覚しなかった?
2024年5月から2026年7月まで63件もの取り締まりが続いていたため、
「なぜもっと早く気付かなかったのか」
という疑問も残ります。
現在確認できる主要報道では、警視庁がこのミスを最終的にどのような内部確認によって特定したのか、詳細な発覚経緯までは明らかになっていません。
確認されているのは、警察官4人が信号機の規制範囲を誤認していたことです。
今後、長期間ミスを見抜けなかった原因やチェック体制について追加説明が行われるかも注目されます。
小平署の警察官4人は処分される?
2026年10月14日時点で、誤った取り締まりに関わった警察官4人に対して、
- 懲戒処分
- 訓戒
- 注意
- 配置換え
などが行われたとの具体的な発表は確認できません。
現段階で確認できるのは、4人が誤った判断で取り締まりに関わっていたという点までです。
処分の有無や再発防止策については、今後警視庁から追加発表される可能性があります。
反則金46万8000円は罰金とは違う?
今回返還されるのは「反則金」です。
交通反則通告制度は、比較的軽微な道路交通法違反について、反則金を納めることで刑事裁判などを受けずに処理する制度です。
そのため、今回報じられている46万8000円は刑事裁判で科される「罰金」ではありません。
誤った交通反則告知によって納付された反則金を返還するという対応です。
取り締まりミスで警視庁は今後どう対応する?
2026年10月14日時点で明らかになっている是正措置は、
- 63件の誤った取り締まりを確認
- 対象者の違反点数を是正
- 違反点数の抹消手続きは完了
- 納付された反則金を順次返還
です。
一方、信号機や停止線の表示そのものを変更するのか、取り締まり前の交通規制確認方法を見直すのかといった具体的な再発防止策は、10月14日時点では詳しく公表されていません。
小平署の交通取り締まりミスを時系列で確認
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2024年5月 | 誤った信号無視の取り締まりが始まる |
| 2024年5月~2026年7月 | 小平署の警察官4人が計63件を取り締まり |
| 2026年7月 | 今回確認された誤取り締まり期間が終了 |
| 2026年10月14日 | 63件の取り締まりミスが報道で判明 |
| 10月14日時点 | 違反点数の抹消手続きは完了 |
| 今後 | 反則金総額46万8000円を対象者へ順次返還 |
警視庁の交通違反63件誤認で現在分かっていること
2026年10月14日時点で、警視庁小平署が東京都小平市学園東町の一橋学園駅近くで、約2年間に63件の信号無視を誤って取り締まっていたことが確認されています。
期間は2024年5月から2026年7月で、納付された反則金は合計46万8000円です。
原因は、踏切とその先の交差点を規制する信号機について、小平署の警察官4人が手前の交差点まで規制するものと誤認していたことでした。
本来止まる必要がなかった横断歩道側の停止線を通過した運転者に、信号無視として反則切符を交付していました。
警視庁は対象者の違反点数を是正し、TBSによると点数抹消の手続きはすでに完了しています。反則金については今後順次返還します。
現時点では対象者を検索できる専用サイトや一般向け申請フォームは確認できません。
2024年5月から2026年7月に、一橋学園駅北口付近の問題となった交差点で信号無視として取り締まりを受けた覚えがある人は、小平警察署(042-343-0110)へ確認できます。小平署の代表番号は警視庁公式サイトにも掲載されています。
また、ゴールド免許や過去の免許更新への具体的な影響、警察官4人の処分、再発防止策については10月14日時点で詳細が公表されていません。
今後は、63件すべての反則金返還がいつ完了するのか、免許更新に影響した対象者への追加対応、警察官への処分、長期間誤認を見抜けなかった原因と再発防止策が確認点となります。

