
東貴博さんやはしのえみさん、Take2の深沢邦之さんらが所属していた芸能事務所「佐藤企画」が、東京地裁から破産開始決定を受けたことが明らかになりました。
そこで気になるのが、「佐藤企画には誰が所属していた?」「所属タレントの移籍先はどこ?」「東貴博やはしのえみは現在どうなった?」という点ではないでしょうか。
実は、所属タレントたちが一斉に破産によって行き場を失ったわけではありません。
佐藤企画は2026年1月31日をもってタレントマネジメント業務を終了しており、その後、東貴博さんは個人会社、はしのえみさんと深沢邦之さんはフリー、森末慎二さんや三丘翔太さんらは別の芸能事務所へ移っています。佐藤企画が破産開始決定を受けたのは、その約半年後となる2026年8月5日です。
佐藤企画の所属タレントはどうなった?破産前にマネジメント業務終了
佐藤企画の破産が報じられたことで、「所属タレントはどうなるの?」と思った人もいるかもしれません。
ただ、タレントの移籍や独立は2026年8月の破産開始決定より前に進んでいました。
佐藤企画は2026年1月31日付でタレントマネジメント業務を終了し、2月には事業を停止。その後、8月5日に東京地裁から破産開始決定を受けています。
佐藤企画は2026年1月31日に芸能マネジメントを終了
佐藤企画は公式サイトで、2026年1月31日をもってタレントマネジメント業務を終了したと発表しました。
発表では終了理由を「諸般の事情」とし、長年応援してきたファンや関係者への感謝を伝えていました。
佐藤企画は1985年12月、浅井企画で萩本欽一さんや坂上二郎さんらのマネジャーを務めた佐藤宏榮氏が設立した芸能事務所です。
Take2やはしのえみさんをはじめ、「欽ちゃんファミリー」と縁の深いタレントが多数在籍していました。
佐藤企画の破産開始決定は2026年8月5日
東京商工リサーチによると、株式会社佐藤企画と関連会社の有限会社ラルゴ・ミュージックは、2026年8月5日に東京地裁から破産開始決定を受けました。
負債は佐藤企画が債権者56名に対して1億8665万円、ラルゴ・ミュージックが債権者4名に対して3327万円で、2社合計2億1992万円とされています。
つまり、
「2026年1月にマネジメント終了」
↓
「2月に事業停止」
↓
「所属タレントが移籍・独立・フリーへ」
↓
「8月5日に破産開始決定」
という経緯です。
そのため、今回の破産報道が出た時点では、主要な元所属タレントの多くがすでに新しい形で活動を始めていました。
佐藤企画の所属タレント一覧!東貴博・はしのえみ・森末慎二らが在籍
佐藤企画には、お笑い芸人だけでなく、俳優、タレント、演歌歌手、スポーツ選手など幅広いジャンルの芸能人が所属していました。
2025年まで公開されていた所属者情報や、マネジメント業務終了時の主要報道で確認できる主なタレントは次の通りです。
| 元所属・業務提携タレント | 現在確認できる主な活動形態 |
|---|---|
| 東貴博 | 個人会社で活動 |
| 深沢邦之 | フリー |
| はしのえみ | 個人・フリーで活動 |
| 森末慎二 | 萩本企画 |
| 三丘翔太 | Li'rukia Entertainment |
| 逸見太郎 | オフィスいつみ |
| 高橋真美 | FIRST AGENT |
| 片岡安祐美 | 茨城ゴールデンゴールズを中心に活動 |
| 徳光正行 | タレント活動継続 |
| 西方裕之 | 演歌歌手として活動継続 |
| 西山浩司 | イモ欽トリオなどで活動 |
| 伽代子 | 女優・タレント活動継続 |
| 神山大和 | 元所属タレント |
| 児玉陽子 | 元所属タレント |
| 萩本欽一 | 萩本企画、浅井企画と関係 |
| 増田惠子 | 佐藤企画とは業務提携 |
このうち、破産後の移籍先や現在の所属形態がはっきり公表されている人物について、詳しく見てみましょう。
東貴博の移籍先は?佐藤企画を離れて個人会社で活動
Take2の東貴博さんは、別の大手芸能事務所へ移籍するのではなく、自身の個人会社を窓口として活動しています。
日刊スポーツによると、東貴博さん自身が2026年3月に「佐藤企画がマネジメント業務をやめまして、私は個人会社になりました」と説明しました。
東貴博は父・東八郎から引き継いだ「笑塾」を基盤に活動
東貴博さんは、父でコメディアンの東八郎さんから引き継いだ「笑塾」に仕事の振込先を変更したことも明かしています。
経理については妹が担当していると話しており、佐藤企画を離れた後は家族とも協力しながら活動していることが分かります。
一時は爆笑問題の田中裕二さんに「タイタンに入れてくれ」、ハマカーンにも「ケイダッシュに入れてくれ」と冗談交じりに話したそうですが、実際には個人会社で活動しています。
Take2は解散していない
事務所がなくなったことで、東貴博さんと深沢邦之さんによるTake2も解散したのではないかと思われたようです。
しかし、東貴博さんは2026年4月のイベントで「この先も解散することはない」と明言しています。
相方の深沢邦之さんもフリーとして活動を続けており、所属形態は別々になったものの、Take2自体は解散していません。
はしのえみの移籍先は?約30年所属した佐藤企画からフリーへ
はしのえみさんは、新しい芸能事務所へ移籍するのではなく、個人として芸能活動を続けています。
2026年2月、自身の公式ブログで約30年間所属した佐藤企画を離れることを報告しました。
はしのえみは「個人として芸能活動」と発表
はしのえみさんはブログで、佐藤企画を離れた後について「今後は個人として芸能活動を行っていく」と発表しました。
長年支えてくれた佐藤社長やマネジャーへの感謝とともに、萩本欽一さんとの出会いについても振り返っています。
2026年8月現在も公式サイトではテレビやラジオ、イベントなどの出演情報が更新されており、フリー転身後も芸能活動を続けています。
深沢邦之の移籍先は?佐藤企画終了後はフリー
Take2の深沢邦之さんも、新事務所への移籍ではなくフリーを選んでいます。
深沢邦之さんは佐藤企画のマネジメント業務終了を受け、自身のInstagramなどでフリーになったことを明らかにしました。
Take2深沢邦之は約40年所属した佐藤企画から独立
深沢邦之さんは大学1年生の頃に萩本欽一さんのもとを訪ねて芸能界に入り、それ以来約40年にわたって佐藤企画に所属していました。
事務所終了後については「これからはフリー」と表明し、テレビ出演やYouTubeなどの活動を続けています。
東貴博さんが個人会社、深沢邦之さんがフリーという別々の形になっていますが、前述の通りTake2は存続しています。
森末慎二の移籍先は萩本企画
1984年ロサンゼルス五輪の体操男子鉄棒で金メダルを獲得し、その後タレントとしても活躍してきた森末慎二さんは、佐藤企画から萩本企画へ移籍しました。
日刊スポーツによると、2026年2月20日付で萩本企画に移っています。
萩本企画の公式サイトにも森末慎二を掲載
萩本企画の公式サイトには、現在も森末慎二さんの所属プロフィールが掲載されています。
萩本企画には萩本欽一さんのほか、あさりど、カンカラなど欽ちゃんファミリーと縁の深いタレントが所属しています。
佐藤企画自体も萩本欽一さんとの関係が深い事務所だったため、森末慎二さんにとっては縁のある芸能事務所への移籍となりました。
三丘翔太の移籍先はLi'rukia Entertainment
演歌歌手の三丘翔太さんは、佐藤企画のマネジメント終了後、株式会社Li'rukia Entertainment(リルキア エンターテインメント)へ移籍しました。
本人が2026年2月4日付で正式に発表しています。
三丘翔太はデビューから10年間佐藤企画に所属
三丘翔太さんはデビュー以来約10年間、佐藤企画のサポートを受けて歌手活動を続けてきました。
移籍発表では佐藤企画への感謝を述べ、新たな所属先について「音楽への情熱にあふれた素敵な会社」と紹介しています。
Li'rukia Entertainmentの公式サイトにも三丘翔太さんが所属アーティストとして掲載されており、2026年もコンサートなど歌手活動を続けています。
逸見太郎の移籍先はオフィスいつみ
故・逸見政孝さんの長男としても知られる逸見太郎さんは、別の芸能プロダクションへ新たに入ったわけではありません。
自身が運営する「株式会社オフィスいつみ」にマネジメント業務を一本化しました。
2026年からオフィスいつみにマネジメントを一本化
日刊スポーツは、逸見太郎さんが2026年2月23日付でオフィスいつみにマネジメント業務を一本化したと報じています。
本人のInstagramプロフィールでも、2026年から自身の運営会社「株式会社オフィスいつみ」にマネジメント業務を一本化したことが案内されています。
オフィスいつみには妹の逸見愛さんも名前を連ねており、逸見家の活動を担う会社として運営されています。
高橋真美の移籍先はFIRST AGENT
「欽ちゃんのどこまでやるの!」の三つ子「たまえ」役や、ユニット「わらべ」で知られる高橋真美さんも佐藤企画に所属していました。
高橋真美さんは2026年4月1日から「FIRST AGENT(ファーストエージェント)」へ移籍しています。
FIRST AGENT公式サイトに高橋真美のプロフィールを掲載
FIRST AGENTの公式サイトには現在、高橋真美さんの所属プロフィールが公開されています。
同社には優木まおみさん、朝比奈彩さん、松村沙友理さん、武藤十夢さんらも所属しており、タレントやモデルなど幅広いジャンルをマネジメントしています。
高橋真美さんは移籍後、萩本欽一さんを訪ねて新事務所への所属を報告したことも伝えられています。
片岡安祐美・徳光正行・西方裕之らの移籍先は?
佐藤企画にはこのほか、片岡安祐美さん、徳光正行さん、西方裕之さん、西山浩司さん、伽代子さんらも所属していました。
東貴博さんや森末慎二さんのように新たな活動形態が大きく報じられた人物がいる一方、全員の新所属事務所が発表されているわけではありません。
片岡安祐美は茨城ゴールデンゴールズで活動
片岡安祐美さんは、社会人野球クラブ「茨城ゴールデンゴールズ」で選手兼監督として活動してきました。
2026年に入ってからも片岡安祐美さんの講演や野球関連の活動は確認できますが、佐藤企画終了後の新たな芸能事務所について、大手芸能事務所への移籍を発表したとの主要報道は確認されていません。
西山浩司はイモ欽トリオ45周年ツアーで活動
西山浩司さんも佐藤企画に所属していた「欽ちゃんファミリー」の一人です。
2026年には山口良一さん、長江健次さんとの「イモ欽トリオ」結成45周年全国ツアーに参加しています。デイリースポーツでは、長江健次さんが3人の現在について「ほぼフリーみたいなもん」と話したことも伝えられています。
新しい所属事務所については、2026年8月14日時点で大きな発表は確認されていません。
徳光正行・西方裕之・伽代子も佐藤企画の元所属タレント
徳光正行さん、西方裕之さん、伽代子さんも、マネジメント業務終了時に佐藤企画の所属タレントとして報じられています。
それぞれタレント、歌手、俳優としての活動は続いていますが、2026年8月14日時点では、東貴博さんや高橋真美さんのように新所属先が大きく公表されたケースとは状況が異なります。
新たな所属先が公表された場合は、今後プロフィールや出演窓口なども順次更新されるとみられます。
萩本欽一は佐藤企画の破産後どうなる?
佐藤企画といえば萩本欽一さんとの関係も深かったため、「欽ちゃんも事務所を失ったの?」と気になるところです。
ただ、萩本欽一さんはもともと佐藤企画だけでマネジメントされていたわけではありません。
萩本欽一はもともと萩本企画がマネジメントの中心
日刊スポーツによると、萩本欽一さんはもともと自身の「萩本企画」でのマネジメントが主でした。
現在の萩本企画公式サイトにも萩本欽一さんが所属タレントとして掲載され、浅井企画との業務提携も明記されています。
そのため、佐藤企画の破産によって萩本欽一さんの芸能活動そのものが止まったという状況ではありません。
佐藤企画はなぜ破産した?終了理由はコロナ後の売上減少
佐藤企画がマネジメント業務終了時に発表した理由は「諸般の事情」でした。
その後、破産開始決定が明らかになったことで、経営面で何が起きていたのかも分かってきました。
コロナ禍でイベント中止が相次ぎ売上が減少
東京商工リサーチによると、佐藤企画は新型コロナウイルスの感染拡大以降、イベントなどの中止を余儀なくされ、売上が減少しました。
その後も事業を継続したものの回復が遅れ、2026年2月に事業を停止し、8月の破産開始決定に至ったとされています。
約40年続いた老舗芸能事務所でしたが、コロナ禍以降の収益悪化から立て直すことができなかった形です。
負債総額は関連会社と合わせて約2億2000万円
前述の通り、佐藤企画の負債は約1億8665万円。
関連会社ラルゴ・ミュージックの約3327万円と合わせると、2社合計で約2億1992万円となっています。
ラルゴ・ミュージックは著作権管理などを手掛けていましたが、東京商工リサーチは佐藤企画に連鎖する形で破産したと伝えています。
芸能事務所が破産すると所属タレントはどうなる?
今回の佐藤企画では、破産開始決定が出る約半年も前にタレントマネジメントを終えていました。
そのため、「破産したので所属タレントが突然全員解雇された」という流れではありません。
佐藤企画では破産前に移籍・独立が進んでいた
佐藤企画の場合、マネジメント終了後に、
・別の芸能事務所へ移籍
・個人会社で活動
・フリーとして独立
・もともと持っていた個人事務所へ一本化
と、それぞれ異なる道を選んでいます。
特に東貴博さん、はしのえみさん、深沢邦之さん、逸見太郎さんは独立型。
森末慎二さん、三丘翔太さん、高橋真美さんは別事務所への移籍型となっています。
長く同じ事務所に所属していたタレントが一斉に同じ会社へ移籍したわけではなく、それぞれが活動内容に合わせて新しい環境を選んだことが分かります。
佐藤企画の元所属タレントの今後は?
佐藤企画そのものは破産開始決定を受けましたが、元所属タレントの多くはすでに新しい環境で活動しています。
東貴博さんや深沢邦之さんのTake2も存続しており、はしのえみさんもテレビ・ラジオなどへの出演を続けています。
森末慎二さんは萩本企画、三丘翔太さんはLi'rukia Entertainment、高橋真美さんはFIRST AGENTへ移籍しており、それぞれ芸能活動を継続しています。
事務所はなくなっても、所属していた芸能人まで活動を終了するわけではありません。
むしろ今回の佐藤企画では、破産が明らかになる前に多くのタレントが次の活動環境を確保していたことが特徴といえそうです。
まとめ|佐藤企画の所属タレントは移籍・独立・フリーで活動継続
佐藤企画は2026年1月31日にタレントマネジメント業務を終了し、2月に事業を停止。その後、8月5日に東京地裁から破産開始決定を受けました。東京商工リサーチによると、関連会社を含む負債総額は2億1992万円です。
主な元所属タレントの現在は、
・東貴博さん:個人会社で活動
・深沢邦之さん:フリー
・はしのえみさん:個人で活動
・森末慎二さん:萩本企画
・三丘翔太さん:Li'rukia Entertainment
・逸見太郎さん:オフィスいつみ
・高橋真美さん:FIRST AGENT
となっています。
片岡安祐美さんや徳光正行さん、西方裕之さん、西山浩司さん、伽代子さんらも佐藤企画に所属していましたが、全員が新しい芸能事務所へ移籍したわけではありません。
約40年続いた佐藤企画は幕を閉じることになりましたが、元所属タレントたちは移籍、独立、フリーというそれぞれの形で芸能活動を続けています。

