くるりの事務所移籍理由は?ノイズマッカートニーから新体制へ!今後も解説
くるりの事務所移籍理由は?ノイズマッカートニーから新体制へ!今後も解説

ロックバンド「くるり」が、約13年間続けてきた自主マネジメント体制から大きく舵を切りました。

2026年10月13日、くるりは公式サイトで、所属事務所をノイズマッカートニー(NOISE McCARTNEY)からフェイス ミュージックエンタテインメント(FAITH MUSIC ENTERTAINMENT)へ移籍すると発表しています。

突然の事務所移籍だけに、

「くるりはなぜ事務所を移籍したの?」

「ノイズマッカートニーとトラブルがあった?」

「独立をやめたということ?」

「事務所移籍で解散や活動休止はある?」

と気になった人も多いでしょう。

結論からいうと、今回の事務所移籍についてトラブルが理由だとする発表はありません。

くるり側は、2028年に迎えるメジャーデビュー30周年を見据え、今まで以上に音楽活動へ集中するために新しい環境へ移ることを決めたと説明しています。

さらに佐藤征史さんのコメントを見ると、長年の自主マネジメントを経験したことで「自分たちの事務所でできること・できないこと」が見えてきたことも、移籍を考えるきっかけになったようです。

今回は、くるりの事務所移籍理由やノイズマッカートニーとの関係、新しい所属先、現在のメンバー、今後の活動、2027年の全国30公演ツアーまで詳しく見ていきます。

くるりがノイズマッカートニーから事務所移籍を発表

くるりは2026年10月13日、公式サイトで所属事務所の移籍を発表しました。

移籍前と移籍後は次の通りです。

  • 旧所属事務所:ノイズマッカートニー(NOISE McCARTNEY)
  • 新所属事務所:フェイス ミュージックエンタテインメント(FAITH MUSIC ENTERTAINMENT)

公式発表では、2013年の設立以来所属してきたノイズマッカートニーから、フェイス ミュージックエンタテインメントへ移籍すると説明されています。

実際にフェイス ミュージックエンタテインメントの公式アーティストページにも、2026年10月14日時点ですでに「くるり」が掲載されています。

新事務所フェイス ミュージックエンタテインメントとは?

フェイス ミュージックエンタテインメントは、アーティストマネジメントだけでなく、音源の企画・制作・販売、A&R、コンサートやイベント制作、グッズ制作、ファンクラブ運営などを手掛ける音楽プロダクションです。

公式サイトでは、くるりのほか、plentyや映秀。などのアーティストも紹介されています。

つまり今回の移籍は、単に名前だけ所属先が変わるというより、音楽制作やライブ活動などをより広い体制で支えてもらいながら、くるり自身が音楽に集中できる環境へ移る意味合いが大きいと考えられます。

くるりの事務所移籍理由はなぜ?

くるりが事務所を移籍した最大の理由は、今後さらに音楽活動へ集中するためです。

公式サイトでは、2026年に結成30周年を迎え、さらに2028年にはメジャーデビュー30周年が控えていることから、

「これからの音楽活動により一層集中して取り組んでいくため」

今回の移籍を決断したと説明しています。

くるりにとって2026年から2028年は、

  • 2026年:結成30周年
  • 2027年:インディーデビュー30周年
  • 2028年:メジャーデビュー30周年

と、3年連続で大きな節目が続く時期です。2027年には全国30公演の大規模ツアーも決定しています。

こうした重要な時期を前に、マネジメント業務も自分たちで抱える体制から、新しいプロダクションと組んで音楽制作やライブにより力を注げる体制へ変えることを選んだとみられます。

佐藤征史が明かした自主マネジメントの限界

事務所移籍の背景をより具体的に語っているのが、ベースの佐藤征史さんです。

佐藤さんは、くるりが以前の所属事務所「バッドニュース」から独立し、NOISE McCARTNEYを立ち上げてから12年以上が経過したと振り返っています。

そのうえで、自分たちの事務所で活動を続ける中で、「できること」と「できないこと」が明確になってきたという趣旨の説明をしています。

さらに、このまま同じ活動を繰り返すのではなく、新しい環境が必要なのではないかと考えるようになったとも明かしました。

つまり、

「自主マネジメントに失敗したから移籍した」

という単純な話ではなく、約13年間自分たちで運営してきたからこそ、次の30周年に向けて必要な環境が見えてきたということなのでしょう。

私は、30年間活動してきたバンドが現状維持ではなく、あえて環境を変える判断をした点からも、今回の移籍には「活動を縮小する」のではなく、むしろ今後さらにくるりの音楽を広げていきたいという意思が強く表れているように感じました。

岸田繁のコメントから分かる移籍への思い

ボーカル・ギターの岸田繁さんも、今回の事務所移籍についてコメントしています。

岸田さんは、くるりとして30年間活動を続け、多くのことに挑戦してきたことを振り返ったうえで、これからはもう一度基本に立ち返り、新しい音楽を生み出していくことが自身の役割だと感じているという思いを明かしています。

また、新しいプロダクションとの出会いについても前向きに受け止めています。

このコメントを見る限り、ノイズマッカートニーへの不満から移籍するというより、

30周年という節目に、新しい環境で次のステージへ進む

という意味合いが強いようです。

岸田さんは全国のファンに会いに行くことにも触れており、その言葉通り2027年には約8カ月をかけた全国ツアーが予定されています。

くるりとノイズマッカートニーの関係は?なぜ独立していた?

くるりは以前からフェイス ミュージックエンタテインメントのような外部事務所にマネジメントを任せていたわけではありません。

2014年には、インディーズ時代から所属していた音楽事務所「バッドニュース」から独立し、新事務所「NOISE McCARTNEY」を立ち上げたことが発表されました。

当時、事務所代表には佐藤征史さんが就任。

佐藤さんは独立の目的について、自分たちの音楽活動をよりシンプルかつ直接ファンへ届けるためだと説明していました。

なお、2026年のくるり公式発表ではノイズマッカートニーについて「2013年の設立以来」とされていますが、バッドニュースからの独立と新事務所設立が一般に発表されたのは2014年です。

そこから約13年間、くるりは自主マネジメントに近い形で活動を続けてきたことになります。

ノイズマッカートニーは解散・終了する?

くるりが移籍することで、

「ノイズマッカートニーは解散するの?」

「会社自体がなくなる?」

と気になる人もいるでしょう。

しかし、佐藤征史さんは今回のコメントで、NOISE McCARTNEY自体はなくならないことを明言しています。

そのため、

くるりの移籍=ノイズマッカートニーの会社解散

ではありません。

ただし、くるりのマネジメントがフェイス ミュージックエンタテインメントへ移ることで、今後ノイズマッカートニーが具体的にどのような事業を続けていくのかについては、2026年10月14日時点では詳しく発表されていません。

この点は今後新たな発表が出る可能性があります。

くるりの事務所移籍にトラブルはあった?

事務所移籍と聞くと、

「何かトラブルがあったのでは?」

と考える人もいるかもしれません。

しかし、ノイズマッカートニーとのトラブルや対立が移籍理由だったという事実は確認されていません。

そもそもノイズマッカートニーは、くるり自身が独立後に立ち上げた会社です。

佐藤征史さんも、これまで関わってきたスタッフへの感謝を示し、ノイズマッカートニーは今後も存続すると説明しています。

公式発表で示されている理由は一貫して、

  • 音楽活動へさらに集中する
  • 自主マネジメントでできること・できないことが見えてきた
  • 今までと違う新しい環境が必要だと考えた
  • 2028年のメジャーデビュー30周年を見据えている

という前向きなものです。

現時点で「トラブルによる移籍」とする根拠はありません。

くるりは独立をやめた?

今回の移籍によって、くるりが約13年間続けてきた自主マネジメント中心の体制には一つの区切りが付くことになります。

ただし、「独立に失敗して元に戻った」と表現するのは適切ではないでしょう。

2014年の独立後も、佐藤さんによればバッドニュースのスタッフのほか、ビクターやアミューズなどの力も借りながら活動してきたといいます。

完全にすべてを2人だけで行っていたわけではなく、さまざまな企業やスタッフと協力しながら、くるりらしい活動を続けてきたということです。

今回も、その延長で今後の活動をより充実させるために、新たなパートナーとしてフェイス ミュージックエンタテインメントを選んだと見るのが自然でしょう。

くるりの現在のメンバーは岸田繁と佐藤征史

2026年現在、くるりは岸田繁さんと佐藤征史さんを中心に活動しています。

2021年3月にはファンファンさんが脱退し、当時の公式発表で、今後は岸田さんと佐藤さんで活動を続けることが明らかにされました。

今回の事務所移籍についても、岸田さんと佐藤さんそれぞれがコメントを発表しています。

事務所が変わったことでメンバー構成が変更されるという発表はありません。

くるりは解散する?活動休止の可能性は?

今回のニュースを受け、

「くるりが解散するのでは?」

「事務所移籍を機に活動休止する?」

と心配した人もいるかもしれません。

しかし、くるりの解散や活動休止は発表されていません。

むしろ現在発表されている内容を見ると、活動を縮小する方向とは逆です。

2026年10月13日には事務所移籍と同時に、2027年に全国30公演を行う大規模ツアー「くるりの30回転」が発表されています。

新しい事務所に所属し、これまで以上に音楽活動へ集中すると明言していることからも、少なくとも現時点で解散や活動休止を心配する材料は確認できません。

くるりは2026年に結成30周年

くるりは1996年、立命館大学の音楽サークル「ロック・コミューン」で結成されました。

2026年9月に結成30周年を迎えています。フェイス ミュージックエンタテインメントの公式プロフィールにもその経歴が掲載されています。

そして、くるりにとって周年イヤーは2026年だけではありません。

2027年にはインディーデビュー30周年、2028年にはメジャーデビュー30周年を迎えます。

今回の事務所移籍は、この3年間をさらに精力的に活動していくための新体制づくりという意味が強そうです。

2027年は「くるりの30回転」全国30公演ツアー

新体制となるくるりの今後を象徴するのが、2027年の全国ツアーです。

ツアータイトルは、

「くるりの30回転」

です。

ツアーは、

  • 「くるりの30回転 ~芳しきバンドマン~」ライブハウス編
  • 「くるりの30回転 ~芳しきアンサンブル~」ホール編

の2つに分かれています。

ライブハウス編は13公演、ホール編は17公演で、合計30公演です。

くるりの30回転の日程はいつからいつまで?

ツアー初日は2027年1月26日の京都・磔磔。

その後、岡山、岐阜、静岡、愛媛、兵庫、青森、福島、北海道、長崎、熊本、鹿児島など全国各地を巡ります。

ホール編は5月7日の神奈川・よこすか芸術劇場から始まり、大阪、東京、新潟、長野、広島、愛知、福岡、北海道、京都、香川などで開催。

最終公演は2027年8月6日の東京ガーデンシアターです。

約8カ月をかけて全国30公演を巡る、結成30周年にふさわしい大規模ツアーとなっています。

2027年ライブのチケットは?

2026年10月13日18時から、オフィシャル先行とオフィシャルサポーターズクラブ「純情息子」の先行受付も始まりました。

公式発表では、ライブハウス編全13公演と、ホール編のツアーファイナルとなる東京ガーデンシアター公演が先行受付の対象となっています。

受付期間は2026年10月26日23時59分までです。

今後、その他のホール公演についても販売情報が順次案内されるとみられるため、参加を考えている人はくるり公式サイトの最新情報を確認しておくとよいでしょう。

くるりは新事務所で今後どうなる?

今回の事務所移籍で最も注目したいのは、くるりが「今後さらに活動するため」に環境を変えたという点です。

公式発表では、新しい環境でこれまで以上に精力的に音楽を届けていきたいとしています。

岸田繁さんは新たな音楽を生み出すことへの意欲を示し、佐藤征史さんも、これまで以上に音楽へ集中しながら、多くの人へくるりの音楽を届けていく考えを語っています。

さらに2027年には30公演ツアー、その先には2028年のメジャーデビュー30周年があります。

そのため今回の移籍は、

「くるりが何かを終わらせるための移籍」ではなく、「次の活動を始めるための移籍」

と見るのが現時点では最も公式発表に沿った受け止め方でしょう。

くるりの事務所移籍理由と今後まとめ

くるりは2026年10月13日、約13年間所属してきたノイズマッカートニーから、フェイス ミュージックエンタテインメントへの事務所移籍を発表しました。

移籍理由として公式に説明されているのは、2028年のメジャーデビュー30周年を見据え、これまで以上に音楽活動へ集中するためです。

佐藤征史さんのコメントからは、長年自主マネジメントを行う中で、自分たちの事務所でできること・できないことが明確になり、新しい環境の必要性を感じるようになったことも分かりました。

一方で、ノイズマッカートニーとのトラブルがあったという情報はなく、同社自体もなくならないと説明されています。

くるりの解散や活動休止についても発表はありません。

むしろ2027年1月から8月にかけて全国30公演の「くるりの30回転」が予定されており、新体制で本格的に動き始めることになります。

結成30周年、インディーデビュー30周年、メジャーデビュー30周年と大きな節目が3年続くくるり。

フェイス ミュージックエンタテインメントという新しい環境で、岸田繁さんと佐藤征史さんがどのような音楽を生み出していくのか、今後の活動にも注目したいですね。