
東京エムケイの社主で元社長の青木政明氏が、2026年8月13日に東京都港区の営業所で従業員に怒鳴り、椅子などを投げるパワーハラスメントを行っていたことが明らかになりました。
東京エムケイは9月2日に会見を開いて事実を認め、松原京美社長が謝罪。青木氏を今後営業所へ立ち入らせない方針も示しています。青木氏本人も会社の聞き取りに「大変申し訳なかった」という趣旨で謝罪したと報じられました。
「青木政明は何者?」「ユ・チャンワンとは同じ人物?」「過去にも逮捕されている?」「元社長なのになぜ今も会社で従業員へ指導できるの?」と気になった人も多いと思います。
青木氏はMKタクシーの創業者・青木定雄氏の次男で、東京エムケイの元社長です。2026年現在は会社役員ではなく、東京エムケイ側は「社主」「オーナー」であり株主だと説明しています。松原京美社長は青木氏の実姉です。
また、FNNは現在のパワハラ問題を報じる際、「青木政明元社長ことユ・チャンワン氏」と紹介しています。2017年に傷害容疑で逮捕された際には、日刊スポーツなどが「韓国籍のユ・チャンワン容疑者」と報じていました。
青木政明は何者?東京エムケイの社主・元社長
青木政明氏は、ハイヤー・タクシー会社「東京エムケイ」の元代表取締役社長です。
現在は社長ではありませんが、2026年9月の報道では「社主」「オーナー」と呼ばれており、東京エムケイの株主として会社との関係を維持しています。
青木政明のwiki風プロフィール
現在までに確認できるプロフィールは次の通りです。
- 名前:青木政明
- 読み方:あおき まさあき
- 別名として報道:ユ・チャンワン
- 年齢:62歳(2026年9月時点)
- 職歴:東京エムケイ元代表取締役社長
- 現在の立場:東京エムケイ社主・オーナー株主
- 父親:青木定雄氏
- 父親の肩書:MKグループ創業者
- 姉:松原京美氏(東京エムケイ代表取締役)
- 兄:青木信明氏
- 弟:青木義明氏
デイリー新潮の報道では青木氏は62歳とされ、MKグループ創業者・青木定雄氏の次男と紹介されています。
一方、生年月日や詳しい学歴、出身校については、信頼性の高い公開プロフィールでは確認できません。
青木政明は何した?2026年に東京エムケイでパワハラ
今回、青木政明氏が再び注目されたきっかけは、2026年8月13日に東京エムケイの営業所で起きたパワハラです。
東京エムケイ自身が事実関係を確認し、9月2日の会見で謝罪したため、単なるSNS上の噂ではありません。
英語テストに答えられず激怒
東京エムケイによると、8月13日の午前6時から7時ごろ、東京都港区の営業所で約15人の乗務員が点呼のため集まっていました。
そこへ青木氏が訪れ、インバウンド客への対応を念頭に、乗務員へ英単語の意味を尋ねるテストを実施。
「intersection(交差点)」などの単語に従業員が答えられなかったことをきっかけに、青木氏が激怒したと会社側は説明しています。
椅子や物を投げて従業員に怒鳴る
公開された映像には、青木氏が大声で従業員を怒鳴り、物やパイプ椅子を投げる様子が映っていました。
東京エムケイも、椅子を投げたり怒鳴ったりした行為をパワーハラスメントとして認めています。
幸い、この時の行為によるけが人はいなかったとされています。
その場にいた従業員が翌日に会社へ報告したことで問題が発覚しました。
東京エムケイは謝罪!青木政明を営業所立ち入り禁止へ
東京エムケイは9月2日、松原京美社長らが会見を開いて謝罪しました。
会社は再発防止策として、青木氏に今後会社や営業所へ出入りしないよう要望し、青木氏もおおむね承諾したとしています。
松原京美社長は青木政明の実姉
今回の会見で明らかになった特徴的な点が、松原京美社長と青木政明氏の関係です。
松原社長は青木氏について自身の「弟」であることを明らかにしています。
また会社側は、青木氏について現在は役員ではなく「株主」であると説明しました。
現在の東京エムケイ公式サイトでは会社概要そのものに代表者名の掲載はありませんが、法人登記情報を確認した企業情報では代表取締役は松原京美氏、取締役に青木信明氏らが掲載されています。東京エムケイの公式サイトでは従業員508人、資本金1億円とされています。
青木政明はなぜ元社長なのに現場に戻れる?
今回の映像を見て、「青木政明氏は元社長なのに、なぜ営業所で従業員を指導していたの?」と疑問を感じた人もいるでしょう。
会社側の説明で分かったのは、青木氏は取締役などの会社役員ではないものの、現在も東京エムケイの株主であり「オーナー」「社主」という立場で会社に関わっていたという点です。
現在は役員ではなく「株主」
ABEMA TIMESが会見内容を報じたところによると、会社側は青木氏について「役員ではなく完全な株主」と説明しています。
8月13日は松原社長が休暇で不在の中、東京にいた青木氏が営業所を訪れました。
ただし、株主であること自体が、従業員へ業務上の指揮命令を自由に行えることを意味するわけではありません。
青木氏に社内でどこまで具体的な権限が与えられていたのかについて、会社は詳しい職務権限表などを公表していません。
今回の問題では、過去にもトラブルを起こして社長を退いた人物が、なぜ2026年になっても営業現場へ入り、従業員への指導に関与できていたのかという会社のガバナンス面も問われています。
青木政明とユ・チャンワンは同一人物?
青木政明氏については、「ユ・チャンワン」という名前も一緒に出てきます。
FNNは2026年9月3日の報道で「青木政明元社長ことユ・チャンワン氏」と明記しています。
つまり、今回東京エムケイのパワハラ問題で報じられている青木政明氏と、過去にユ・チャンワンとして報じられた人物は同一人物です。
「本名」「通名」はどうなっている?
ネット上では、
「青木政明は通名なの?」
「本名がユ・チャンワンなの?」
という疑問も出ています。
2017年の逮捕報道では、東京エムケイ社長について「ユ・チャンワン容疑者」と報じられていました。
さらに2026年のFNN報道でも「青木政明元社長ことユ・チャンワン氏」という表現が使われています。
一方、東京エムケイが現在公開している会社概要などでは、青木氏について法的氏名と日常的に使用する氏名の関係を説明していません。
そのため、「青木政明」と「ユ・チャンワン」が同一人物であることは報道から確認できますが、戸籍・外国人登録上の氏名などについて、会社公式の説明以上に断定するのは避けた方がよいでしょう。
青木政明の国籍は?2017年当時は韓国籍と報道
青木政明氏の国籍についても関心が集まっています。
2017年12月21日に東京エムケイ社長だったユ・チャンワン氏が傷害容疑で逮捕された際、日刊スポーツは「韓国籍」と報じています。
当時54歳でした。
ただし、これは2017年当時の報道で確認できる国籍情報です。
2026年現在について東京エムケイが改めて国籍を公表した資料は確認できないため、「現在も韓国籍」と時点を区切らず断定するのではなく、「2017年の逮捕報道では韓国籍と報じられた」とするのが正確です。
今回のパワハラ行為そのものと国籍に因果関係があるわけでもありません。
青木政明の経歴は?MK創業家の次男として東京エムケイへ
青木氏の経歴を知るうえで外せないのが、MKグループ創業家との関係です。
父親はMKタクシーの創業者として知られる青木定雄氏です。
MKグループ公式の歴史によると、青木定雄氏は1960年にミナミタクシーを設立し、10台でタクシー事業を始めました。これが後のMKグループにつながっています。
父親はMKタクシー創業者・青木定雄
青木定雄氏は、乗務員の待遇改善や挨拶の徹底など、当時のタクシー業界では珍しかったサービス改革を進めた人物として知られています。
青木政明氏はその次男としてMKグループの経営に入り、東京エムケイの社長を長く務めました。
東京エムケイ自体は1997年3月27日に設立されています。
2026年現在、青木政明氏は社長ではありませんが、「社主」「オーナー」として報じられています。
青木政明の逮捕歴は?2005年にも傷害容疑で逮捕
青木政明氏をめぐっては、今回以前にも暴力を伴うトラブルが報じられてきました。
ただし、「逮捕」「書類送検」「民事裁判」は法的に意味が異なります。
過去の出来事をすべて「犯罪歴」などと一括りにするのは正確ではありません。
2005年に駅員への傷害容疑で逮捕
日刊スポーツが2017年の事件を報じた際、青木氏について2005年3月にも逮捕されていたことを紹介しています。
酒に酔って駅員を殴り、傷害容疑で神奈川県警に逮捕されたもので、当時は処分保留と報じられています。
この事件を受け、父親の青木定雄氏が「親として責任を感じている」として、謝罪の意味を込めた無料運行車両を自ら運転したことも当時話題になりました。
2008年は社員への傷害容疑で書類送検
2008年4月には、東京エムケイの男性社員を蹴ってけがをさせたとして、傷害容疑で書類送検されたことも報じられています。
ここは「逮捕」ではありません。
2005年は逮捕、2008年は書類送検という違いがあります。
2011年の暴行・暴言をめぐり東京地裁が約500万円の賠償命令
青木氏をめぐっては民事裁判でも暴行・暴言が認定された例があります。
東京エムケイの乗務員5人が、当時の社長から勤務中にパワハラを受けたとして、会社と青木氏側へ約2350万円の損害賠償を求めた裁判です。
運転席を後ろから蹴り「辞めろ」と発言
労働者健康安全機構系の資料が紹介した東京地裁判決によると、2011年8月、青木氏は「運転チェック」の際に乗務員が運転する車の後部座席へ乗り、運転席を蹴ったり、「辞めろ、おまえ」などと大声で言ったりした行為が認定されました。
東京地裁は2013年3月、暴行や暴言が社会的に許容される範囲を逸脱していると判断し、会社と元社長側に約500万円の支払いを命じました。
今回の2026年の映像が注目された背景には、こうした過去の出来事もあります。
2017年には個人タクシー運転手への傷害容疑で現行犯逮捕
2017年12月にも青木氏は逮捕されています。
この時は「東京エムケイ」社長のユ・チャンワン容疑者、54歳として報じられました。
乗車拒否をめぐり運転手とトラブル
日刊スポーツによると、2017年12月21日午前0時ごろ、JR新橋駅近くで個人タクシーの男性運転手とトラブルになりました。
乗車を断られたことに腹を立て、運転手の胸をつかみ、脱げた靴を顔へ投げ付けるなどして顔面打撲などの軽傷を負わせた疑いで、警視庁愛宕署に傷害容疑で現行犯逮捕されました。
当時、青木氏は酒に酔っており、「覚えていない」と供述したとされています。
この事件後、東京エムケイは謝罪し、青木氏は社長を辞任する意向を示しました。
なお、逮捕されたことと有罪判決が確定したことは別です。
2017年事件について、今回確認した主要報道からは最終的な刑事処分までは確認できませんでした。
青木政明の家族構成は?MKタクシーの青木一族
青木政明氏の家族を見ると、MKグループが創業家を中心に発展してきたことが分かります。
父・青木定雄氏だけでなく、兄弟姉妹もグループ企業の経営に関わっています。
父親は青木定雄
父親の青木定雄氏はMKグループの創業者です。
MKグループ公式サイトでも、1960年のタクシー事業開始時に青木定雄氏が免許を申請し、ミナミタクシーを設立した経緯が紹介されています。
青木定雄氏は2017年に亡くなっています。
兄・青木信明はMKグループ経営者
兄の青木信明氏もMKグループの経営に長年携わっています。
経済産業省近畿経済産業局は2026年3月の記事で、青木信明氏を「エムケイホールディングス株式会社 代表取締役社長」として紹介しています。
青木信明氏自身も、父が創業した会社に22歳で入り、営業所や人事、法人営業などを経験して2003年にエムケイの社長になったと語っています。
弟・青木義明はMK西日本グループ代表
青木義明氏は現在、大阪MK、神戸MK、福岡MK、関空MK、沖縄MKの5社を統括するMK西日本グループ代表です。
大阪エムケイ公式サイトでも、5社の代表取締役を務めていることが確認できます。
姉・松原京美は東京エムケイ社長
2026年現在の東京エムケイを率いるのが松原京美氏です。
9月2日の会見では青木政明氏について「弟」と明かしているため、2人が実の姉弟であることが確認できます。
つまり現在のMKグループでは、創業者の子どもたちが複数の会社で経営に関わっている形です。
青木政明氏自身の妻や子供については、信頼できる公開情報では詳しい内容を確認できませんでした。
東京エムケイは同族経営?青木一族との関係
MKグループ全体を見ると、創業者・青木定雄氏の子どもたちが各社の経営を担ってきたことが分かります。
現在も青木信明氏がエムケイホールディングス、青木義明氏がMK西日本グループ、松原京美氏が東京エムケイの経営に関わっています。
このため、一般的な意味では創業家色の強い企業グループといえます。
今回、松原社長が不在の日に、役員ではない実弟の青木政明氏が営業所へ入り、乗務員へ英語テストを行っていたことは、東京エムケイの権限管理という点でも注目されました。
「同族経営だからパワハラが起きた」と因果関係まで断定することはできませんが、役員ではない株主・社主が現場へどこまで関与できるのかという課題は残ります。
青木政明は今後どうなる?東京エムケイの処分は?
2026年9月3日時点で、青木氏に対する新たな刑事処分が発表されたわけではありません。
今回の行為について東京エムケイはハラスメントと認定し、今後は営業所への出入りを認めない方針を示しています。
会社への立ち入りを認めない方針
東京エムケイは青木氏に会社へ出入りしないよう要望し、青木氏もおおむね承諾したとしています。
青木氏本人も会社の聞き取りに謝罪しています。
松原社長は会見で、再び同様の問題が起きた場合には、弟であっても警察への通報を考えざるを得ないという強い姿勢も示しました。
経営陣の処分も検討
東京エムケイは、青木氏個人への対応だけではなく、今回の問題を受けて経営陣の処分も検討しています。
青木氏は現在役員ではないため、一般的な取締役の「解任」とは事情が異なります。
今後は、
- 青木氏の営業所への立ち入り禁止を継続できるか
- 社主という立場をどう扱うのか
- 株主としての関係に変化があるのか
- 現場への指導権限を明確化するのか
- 経営陣がどのような処分を受けるのか
などが焦点になります。
東京エムケイ・青木政明は何者?パワハラ・過去・家族構成で分かっていること
青木政明氏は、MKタクシー創業者・青木定雄氏の次男で、東京エムケイの元代表取締役社長です。
2026年現在は会社役員ではありませんが、社主・オーナー株主として東京エムケイとの関係を続けています。
2026年8月13日には東京都港区の営業所で、英単語の質問に乗務員が答えられなかったことなどに激怒し、怒鳴ったり椅子を投げたりする行為が発生。東京エムケイはパワハラを認め、9月2日に謝罪しました。
また、過去について主要報道などで確認できるのは、
- 2005年:駅員への傷害容疑で逮捕
- 2008年:男性社員への傷害容疑で書類送検
- 2011年:乗務員への暴行・暴言
- 2013年:東京地裁が会社と元社長側へ約500万円の賠償を命令
- 2017年:個人タクシー運転手への傷害容疑で現行犯逮捕
- 2026年:営業所で椅子などを投げるパワハラを会社が認定
という経緯です。
「ユ・チャンワン」という名前については、FNNが2026年にも「青木政明元社長ことユ・チャンワン氏」と報道しており、同一人物であることが確認できます。2017年の逮捕時には韓国籍と報じられましたが、現在の国籍について会社が改めて公表した情報は確認できません。
家族では父・青木定雄氏がMKグループ創業者、兄の青木信明氏と弟の青木義明氏もMKグループ企業の経営者で、東京エムケイの松原京美社長は実姉です。
今回の焦点は青木氏本人の言動だけではありません。
過去にも暴力をめぐるトラブルが報じられてきた元社長が、役員を離れた後も社主・株主として現場に関与していたことから、東京エムケイが今後どのような権限管理と再発防止策を打ち出すのかも問われることになります。

