Vaundyの上海公演中止はなぜ?「予期せぬ事情」の理由や海外公演中止が相次ぐ背景を調査
Vaundyの上海公演中止はなぜ?「予期せぬ事情」の理由や海外公演中止が相次ぐ背景を調査

Vaundyが2026年11月に予定していた上海公演の中止を発表し、「なぜ中止になったの?」「予期せぬ事情とは何があった?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。

中止となったのは、自身初のアジア・アリーナツアー「Vaundy ASIA ARENA TOUR 2026 “HORO”」の上海公演です。

2026年11月14日と15日の2公演が予定されていましたが、Vaundy公式サイトは8月26日、「予期せぬ事情」を理由に開催中止を発表しました。具体的に何が起きたのかまでは明らかにされていません。

一方、近年は日本人アーティストの中国公演が相次いで中止となっており、共同通信は今回について日中関係悪化の影響を指摘しています。

ただ、Vaundy側がそれを中止理由として発表したわけではありません。

Vaundyの上海公演がなぜ中止になったのか、「予期せぬ事情」の意味や中国公演を巡る背景、チケット払い戻し、ほかのアジアツアーへの影響まで紹介します。

Vaundyの上海公演中止はなぜ?理由は「予期せぬ事情」

Vaundyの上海公演は、2026年8月26日に公式サイトで中止が発表されました。

公式に示されている中止理由は「予期せぬ事情」です。

病気や体調不良、会場トラブルなど具体的な原因は発表されておらず、2026年8月27日時点でVaundy側からそれ以上の説明は出ていません。

中止になったVaundy上海公演は11月14日・15日の2日間

中止対象となったのは、次の2公演です。

  • 2026年11月14日(土):上海公演
  • 2026年11月15日(日):上海公演
  • ツアー名:Vaundy ASIA ARENA TOUR 2026 “HORO”

Vaundy公式のツアーページでは、上海公演について当初から11月14日、15日の開催日が掲載されていました。

会場については「STAY TUNED」とされ、詳細発表を待つ段階でした。

その後、8月26日に2公演とも中止となることが発表されています。

Vaundy公式は「予期せぬ事情」とだけ発表

Vaundy公式サイトでは、上海公演について「予期せぬ事情により」開催を中止すると案内しています。

英語版の案内でも「unforeseen circumstances」という表現が使われています。

「unforeseen circumstances」は日本語では「予期せぬ事情」「不測の事態」といった意味で使われる言葉です。

イベント中止の告知などで幅広く使われる表現のため、この言葉だけでは、

  • 主催者側の事情
  • 会場や運営上の事情
  • 許認可に関する事情
  • アーティスト側の事情
  • 現地情勢

のどれを指しているのかまでは分かりません。

今回の公式発表には、これらのうちどれが原因だったのかを示す説明はありません。

Vaundy上海公演の「予期せぬ事情」とは?具体的な中止理由は未公表

一番気になるのは、「予期せぬ事情とは具体的に何なのか」という点でしょう。

2026年8月27日時点で、Vaundy側は具体的な中止理由を公表していません。

そのため、「○○が原因で中止になった」と公式情報だけから特定することはできない状態です。

Vaundyの体調不良などは発表されていない

今回の発表では、Vaundy本人の体調不良や病気についての記載はありません。

また、アジアツアー全体を中止するという案内にもなっていません。

上海公演だけについて中止が発表されているため、少なくとも現在出ている公式情報から、Vaundy本人の体調などを理由として結び付けられる材料はありません。

上海公演は会場名も正式発表前だった

上海公演は、開催日こそ2026年11月14日・15日と決まっていましたが、公式ツアーページの会場欄は「STAY TUNED」となっていました。

つまり、中止発表の段階でも会場の詳細が一般向けに発表されていなかったことになります。

ただし、会場未発表だったことが中止原因だったという説明もありません。

会場や興行許可などに何らかの事情があったのではないかという見方につながりやすい状況ではありますが、公式サイトが発表しているのは「予期せぬ事情」までです。

Vaundy上海公演中止は日中関係が理由?中国公演を巡る背景

Vaundyの上海公演中止を巡っては、日本と中国の関係が影響したのではないかという報道も出ています。

共同通信は8月26日、上海公演中止について、2025年11月以降の日中関係悪化の影響とみられると報じました。

さらにJETROが2026年に公表した中国の音楽市場に関する調査でも、日本人アーティストの中国公演を巡る厳しい状況が紹介されています。

JETROは日本人アーティストの中国公演許認可への影響を報告

JETROの「中国の音楽に関する市場調査」では、2025年末以降、日本人アーティストの中国公演を巡って、審査・許認可が実務上停止した状態になっていると報告されています。

公式な一律禁止措置が発表されているわけではないものの、日本関連の公演が「不可抗力」などを理由に中止・延期となるケースが相次いでいることも紹介されています。

実際、King Gnuも2026年6月に予定していた上海公演について、3月に「やむを得ない諸事情」を理由として中止を発表していました。こちらもチケット販売前の中止でした。

こうした状況から、Vaundyについても中国での公演開催を巡る事情が関係しているのではないかという見方が出ています。

ただ、Vaundy公式は中国当局や日中関係について触れていません。

そのため、現時点では「日中関係がVaundy上海公演の直接的な中止理由」とまでは発表されていません。

香港公演は現在も開催予定

Vaundyのアジアツアーには香港公演も含まれています。

2026年10月3日の香港・AsiaWorld-Arena公演については、現在も開催予定です。

共同通信も、香港公演についてチケットが完売しており、8月26日時点で開催予定だと報じています。

中国本土の上海公演が中止になった一方、香港公演まで同時に中止されたわけではありません。

Vaundy以外も海外公演中止が相次ぐ?藤井風・JO1・AKASAKIの場合

2026年8月には、Vaundyだけでなく日本のアーティストによる海外公演中止の発表が複数ありました。

藤井風、JO1、AKASAKIなどの名前も挙がっています。

ただし、それぞれ開催地も公式に示された理由も異なるため、すべて同じ原因による中止とは発表されていません。

藤井風はタイ・バンコク公演を中止

藤井風さんは2026年12月26日にタイ・バンコクで予定していた「Prema World Tour」の公演を中止しています。

こちらも公表された理由は「予期せぬ事情」でした。

具体的な事情については発表されていません。

Vaundyと似た表現が使われているものの、藤井風さんの公演はタイであり、中国本土の公演ではありません。

同じ「予期せぬ事情」という表現だけを理由に、両者の中止原因を同一と結び付ける情報は出ていません。

JO1はソウル公演を中止

JO1は2026年9月26日・27日に韓国・ソウルで予定していた公演を中止しました。

JO1公式サイトでは、会場変更を含めて検討したものの、会場周辺の状況や公演運営上の条件などを踏まえ、予定通り進めることが難しいと判断したと説明しています。

Vaundy上海公演の「予期せぬ事情」とは違い、JO1の場合は運営面についてある程度詳しい説明が出ています。

AKASAKIは初のワールドツアー全公演を中止

AKASAKIは2026年8月13日、初のワールドツアー「AKASAKI 1st World Tour “ONIGIRI”」全公演の中止を発表しました。

メルボルン、シドニー、パリ、ケルン、ロンドン、香港、ソウル、台北に加え、名古屋、大阪、東京も中止対象となっています。

公式に示された理由は「諸般の事情」です。

日本国内公演まで含む全日程が中止されているため、中国公演を巡る状況だけで説明できるケースではありません。

2026年に海外公演の中止発表が重なっていることは事実ですが、中止理由はアーティストごとに異なっています。

Vaundy上海公演のチケット払い戻しはある?

公演中止となると、すでにチケットを購入した人は返金方法が気になるところです。

今回のVaundy上海公演については、チケットの払い戻し手続きはありません。

理由は、公演中止が決まった時点で上海公演のチケットがまだ販売されていなかったためです。

上海公演はチケット発売前のため返金なし

Vaundy公式サイトでは、

「当該公演はチケット販売前につき、払い戻し等のご案内はございません」

という内容が発表されています。

チケット代金を支払った人が存在する状態ではなかったため、返金申請などを行う仕組みも用意されていません。

ネット上で「上海公演の返金方法」を探している場合も、今回についてはチケット発売前だったという点が答えになります。

航空券やホテルへの補償は発表されていない

上海公演へ行く予定で航空券やホテルなどを先に予約していた人もいるかもしれません。

ただ、Vaundy公式の中止案内には、航空券や宿泊費などの補償についての発表は掲載されていません。

すでに旅行予約をしている場合は、予約した航空会社や宿泊施設それぞれの変更・キャンセル条件によって対応が変わります。

Vaundy上海公演中止でツアーグッズはどうなる?

少し珍しい案内として、上海公演の日程が入ったツアーグッズについても発表されています。

すでに製造が進んでいるため、上海公演が中止になっても、ほかの公演では上海の日程が記載された状態のグッズが販売されます。

上海の日程入りグッズを他会場でも販売

「Vaundy ASIA ARENA TOUR 2026 “HORO”」の一部グッズには、ツアースケジュールとして上海公演の日付も印刷されています。

公式サイトでは、製造上の都合から、上海公演以外の会場でもそのまま販売すると案内しています。

つまり、

「グッズに11月14日・15日の上海と書いてある=上海公演が再び開催される」

という意味ではありません。

中止決定前のスケジュールで製造されたグッズが販売されるということです。

Vaundyアジアツアーはどうなる?上海以外の公演への影響

上海公演が中止になったことで、「アジアツアー自体が中止になるのでは?」と心配する人もいると思います。

2026年8月27日時点で、「Vaundy ASIA ARENA TOUR 2026 “HORO”」全体を中止するという発表はありません。

上海を除く各都市については現在も公演予定が掲載されています。

ソウル・香港・台北などは現在も開催予定

上海公演を除く主なツアースケジュールは次の通りです。

  • 9月5日・6日:東京・幕張メッセ
  • 9月19日・20日:ソウル・INSPIRE ARENA
  • 10月3日:香港・AsiaWorld-Arena
  • 10月24日・25日:福岡・北九州メッセ
  • 10月31日・11月1日:台北・Taipei Arena

Vaundy公式のライブ情報には、これらの公演予定が引き続き掲載されています。

上海公演のみが中止となった形で、ソウルや香港、台北まで中止になったという発表は現在出ていません。

Vaundyの上海再公演はいつ?

上海での再公演や振替公演についても、2026年8月27日時点で発表はありません。

今回の告知は「延期」ではなく「中止」です。

新しい日程を調整しているという案内も現在は出ていないため、上海で再びライブが開催されるかどうかは今後の発表待ちとなります。

Vaundy上海公演の中止理由は「予期せぬ事情」まで公表

Vaundyは2026年8月26日、「Vaundy ASIA ARENA TOUR 2026 “HORO”」の上海公演を中止すると発表しました。

対象となるのは、2026年11月14日・15日の2公演です。

公式に発表された中止理由は「予期せぬ事情」で、具体的に何があったのかまでは明らかになっていません。

一方、共同通信は日中関係悪化の影響を指摘しています。

JETROの中国音楽市場調査でも、2025年末以降、日本人アーティストの中国公演について審査・許認可が厳しい状態となり、中止や延期が相次いでいる状況が紹介されています。

ただし、Vaundy側が「日中関係」や「中国当局の許認可」を理由として発表したわけではありません。

また、上海公演はチケット発売前だったため、チケットの払い戻し手続きもありません。

ソウル、香港、福岡、台北など上海以外の「HORO」公演については、2026年8月27日時点で中止発表は出ておらず、ツアーは予定通り続く形となっています。

今後、Vaundy側から上海公演中止について追加説明や再公演の案内が出るかが注目されます。