
小原ブラスさんは、青い瞳と流ちょうな関西弁が印象的なタレント・コメンテーターです。
幼い頃から兵庫県姫路市で暮らしているため、「国籍は日本なの?」「日本人とのハーフ?」と思った人もいるのではないでしょうか。
小原ブラスさんの国籍は、2026年1月に出演した番組での本人発言によると、現在もロシアです。日本の永住許可を取得していますが、永住許可と日本国籍の取得は別の制度となります。
また、「小原ブラス」という名前は単なる芸名ではありません。日本人の養父の名字と、ロシア名の「ヴラス」を組み合わせ、役所に届けた通称です。
目次
小原ブラスの国籍はロシア|日本国籍は取得している?
小原ブラスさんは、ロシア連邦の国籍を持つ在日ロシア人です。
所属事務所のAlmost Japaneseは、小原ブラスさんを「関西育ちのロシア人コラムニスト/コメンテーター」と紹介しています。2025年に公開されたnippon.comのインタビューでも、国籍はロシアと明記されていました。(株式会社Almost Japanese(オールモストジャパニーズ))
2026年1月31日放送のABCテレビ『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』でも、本人が国籍について「まだロシアのまま」と説明しています。
その後、日本への帰化が完了したという本人発表や所属事務所からの案内は、2026年8月時点では見当たりません。そのため、直近の公表情報ではロシア国籍となります。
小原ブラスのプロフィール
小原ブラスさんの所属事務所が掲載しているプロフィールは、次のとおりです。
名前:小原ブラス
英語表記:Kobara Vlas
生年月日:1992年4月20日
年齢:34歳(2026年8月時点)
出身地:ロシア
出生地:ロシア・ハバロフスク
育った場所:兵庫県姫路市
身長:175cm
血液型:O型
職業:タレント、コラムニスト、コメンテーター
使用言語:日本語、ロシア語
所属事務所:Almost Japanese
ロシアで生まれた後、5歳から6歳頃に日本へ移住しました。媒体によって来日時の年齢が5歳または6歳と紹介されていますが、所属事務所では「6歳の時から兵庫県姫路市で育つ」と記載されています。
ロシアのハバロフスクで生まれた
小原ブラスさんが生まれたのは、ロシア極東部のハバロフスクです。
1992年4月20日に生まれ、母親の再婚をきっかけに日本へ移住しました。最初に生活したのが兵庫県姫路市で、日本の幼稚園や学校に通いながら日本語を身につけています。
nippon.comのインタビューでは、姫路の公園で出会った男性から、日本語や日本での遊び方を教えてもらった幼少期の思い出を明かしていました。現在のコテコテの関西弁は、姫路で友人や地域の人々と過ごす中で身についたものです。(Nippon)
小原ブラスはハーフ?日本人の父親は養父
小原ブラスさんには日本人の父親がいるため、日本人とロシア人のハーフと思われることがあります。
ただ、小原ブラスさんが公表している家族の経緯では、日本人の父親は母親の再婚相手であり、小原ブラスさんの養父にあたります。
本人が「日本人とロシア人の間に生まれた」と紹介しているわけではなく、ロシア生まれのロシア人としてプロフィールが掲載されています。
母親はウズベキスタン育ちのソ連人
小原ブラスさんの母親は、旧ソビエト連邦時代のウズベキスタンで育ちました。
小原ブラスさんが文藝春秋PLUSに寄稿した文章によると、母親は小原ブラスさんを出産する前にハバロフスクへ移住しています。ソビエト連邦の崩壊後は、ロシア国籍になったと本人が説明しています。
母親は大学を卒業後、歌やダンスが好きだったことからロシア民族舞踊団に所属していました。その活動先で小原ブラスさんの実父と出会いましたが、小原ブラスさんが4歳頃のときに離婚しています。
その後、母親は民族舞踊団の公演で訪れた先で日本人男性と出会い、再婚しました。この再婚をきっかけに、小原ブラスさんも日本へ移住しています。
「小原」姓は日本人の養父から受け継いだ
小原ブラスさんの日本人の養父は、母親の再婚相手です。
ヨガジャーナルオンラインの本人インタビューでは、日本人の父親の養子になった際、役所へ通称を届けたと語っています。
このときに養父の名字である「小原」を使い、日本国内では「小原ブラス」と名乗るようになりました。
養父はすでに亡くなっており、小原ブラスさんは文藝春秋PLUSへの寄稿で、母親との夫婦関係や家族を支えてくれた思い出をつづっています。
家族の詳しい氏名や現在の生活については公表範囲が限られていますが、母親の再婚と養父との出会いが、日本で暮らすきっかけになったことは本人が明かしています。
小原ブラスの本名は?ロシア名と日本名がある
小原ブラスさんには、ロシアのパスポートに記載されている名前と、日本で使用している名前があります。
「小原ブラス」は芸能界に入ってから作った活動名ではなく、子どもの頃から日本国内で使用してきた通称です。
本人はインタビューで、「日本国内での本名は小原ブラスになりました」と説明しています。(ヨガジャーナルオンライン)
ロシアのパスポートに記載された本名
小原ブラスさんは、ヨガジャーナルオンラインのインタビューで、ロシアのパスポートに記載された名前を次のように公表しています。
КРАСУЦКИЙ-ИВАНОВ / ВЛАС ЛЕОНИДОВИЧ
日本語では、「クラスツキーイヴァノフ/ヴラス・レオニドヴィッチ」と紹介されています。
ロシアの名前は、本人も12歳頃まで覚えられなかったと語るほど長いものでした。日本の学校や日常生活で使いやすい名前にするため、養父の姓を使った通称が届け出られています。
ネット上にはロシア名のカタカナ表記が複数ありますが、翻訳や転写方法によって「クラスツキー」「クラスツキイ」などの違いが生じることがあります。
本人へのインタビューで掲載された表記では、「クラスツキーイヴァノフ/ヴラス・レオニドヴィッチ」となっています。
「ブラス」という名前の由来はロシア名のヴラス
「ブラス」は、ロシアのパスポートに記載された下の名前「ヴラス」に由来します。
本人によると、日本語でも発音しやすくするため、「ヴラス」を「ブラス」に変えました。
つまり、「ブラス」は金管楽器を意味する英語の「brass」から付けられた名前ではありません。生まれたときから持っているロシア名の発音を、日本で使いやすい形にしたものです。
所属事務所の公式プロフィールでは、英語表記が「Kobara Vlas」となっています。「ブラス」と呼ばれていますが、アルファベット表記には元のロシア名である「Vlas」が使われています。
小原ブラスは芸名ではなく日本で使う通称
日本で広く知られている「小原ブラス」は、テレビ出演用に作られた芸名ではありません。
本人の説明では、日本人の養父の養子になった際に役所へ届けた通称です。学校生活や日常生活でも、この名前を使ってきました。
一方、ロシア国籍を持っているため、ロシアのパスポートにはロシア名が記載されています。
そのため、本名について尋ねられた場合は、次のように表せます。
日本で使用する名前:小原ブラス
ロシアのパスポート上の名前:クラスツキーイヴァノフ/ヴラス・レオニドヴィッチ
本人自身も「本名が二つある」という感覚で、それぞれの名前について語っています。
小原ブラスは永住権を取得済み|帰化はどうなった?
小原ブラスさんは、日本で長く暮らすための永住許可を取得しています。
ただし、永住許可を持っていることと、日本国籍を持っていることは同じではありません。
出入国在留管理庁は、永住許可を「外国人に永住者の在留資格を認める許可」と説明しています。一方、帰化は外国人が法務大臣の許可を得て、日本国籍を取得する制度です。(法務省)
母親の再婚後に日本の永住許可を取得
小原ブラスさんは、母親が日本人男性と再婚した後、日本での永住許可を取得しました。
6歳頃から姫路市で暮らし、日本の学校を卒業した後も日本で会社員やタレントとして活動しています。
2025年1月には、ロシアのパスポート更新のため、約10年ぶりに在日ロシア大使館を訪れたことをInstagramで報告しました。
この投稿でも、「日本にいる分には永住許可もある」と説明しています。当時もロシアのパスポートを所持しており、有効期限が切れる前に更新手続きを行っていました。
2022年に日本への帰化を決意
小原ブラスさんは、以前から日本への帰化について考えていました。
集英社オンラインのインタビューによると、かつてロシア国籍を維持していた理由の一つは、ロシアで暮らす祖父母に会いに行きやすくするためでした。
ロシア国籍がない場合、ロシアへ渡航するたびにビザが必要になるため、日本国籍を取得せず、永住許可を選んでいたと説明しています。
その後、新型コロナウイルスの流行や祖父母との死別を経験し、日本国籍を取得することを決意しました。
さらに2022年2月にロシアによるウクライナ侵攻が始まり、ロシア政府への批判を公にするようになったことで、帰化に向けて動いていると明かしています。
2026年現在も帰化に必要な書類を集めている
帰化を決意した小原ブラスさんですが、2026年1月時点では日本国籍の取得に至っていません。
『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』では、日本に帰化したいものの、ロシアで集めなければならない書類があり、入手が進んでいないと話していました。
同番組では、日本の選挙権をまだ持っておらず、国籍はロシアのままだとも説明しています。
法務局によると、帰化は外国人からの申請に対し、国が許可を与えて日本国籍を取得する制度です。国籍や家族関係を証明する書類なども求められるため、出生国からの書類取得が手続きに影響する場合があります。
小原ブラスさんの場合は、帰化の意思を公表しているものの、2026年1月の本人発言では手続きの途中にあることが分かります。
小原ブラスの国籍・ハーフ説・本名について分かったこと
小原ブラスさんの国籍は、直近の本人発言によるとロシアです。
日本の永住許可を持ち、幼少期から兵庫県姫路市で育っていますが、2026年1月時点では日本国籍を取得していません。
日本人の父親は母親の再婚相手であり、小原ブラスさんの養父です。そのため、日本人とロシア人の実子としてのハーフと公表されている人物ではありません。
「小原ブラス」は単なる芸名ではなく、養父の姓である「小原」と、ロシア名の「ヴラス」を日本で発音しやすくした「ブラス」を組み合わせた通称です。
ロシアのパスポートには別の長い名前が記載されていますが、日本では子どもの頃から小原ブラスという名前で生活してきました。
ロシア生まれ、姫路育ち、ロシア国籍、日本の永住者という複数の背景を持ち、それぞれの経験をテレビやコラムで発信している人物です。

