
吉本新喜劇の浅香あき恵さんが2026年10月23日、70歳の誕生日を迎えたタイミングで、約6年前に乳がんと診断されていたことを初めて公表しました。
本人がFANY Magazineのインタビューで明かしたところによると、2020年7月6日に「ステージ2B」の乳がんと告知され、脇の下のリンパ節への転移も確認されていました。がんは浸潤がんだったといいます。
同年9月4日に手術を受け、乳房は温存。手術後の所見などを踏まえて抗がん剤治療は行わず、10年間のホルモン治療を続ける方針となりました。
2026年現在も毎日ホルモン剤を服用しており、浅香さん自身は現在の体調について元気だと語っています。新たな活動休止も発表されておらず、吉本新喜劇の舞台出演も続いています。
浅香あき恵が乳がんを公表|2020年にステージ2Bと診断
浅香あき恵さんが乳がんの診断を受けたのは、今回の公表から約6年前となる2020年です。
長い間、病気を公にせず仕事を続けていましたが、70歳の誕生日となる2026年10月23日に、自身のYouTubeとFANY Magazineのインタビューで初めて明かしました。
乳がんと告知されたのは2020年7月6日
浅香さん本人によると、乳がんと正式に告知されたのは2020年7月6日です。
診断内容は、
- 乳がんステージ2B
- 浸潤がん
- 脇の下のリンパ節への転移あり
というものでした。
当時は診断をすぐに受け入れられず、インターネットで病気について調べ続け、眠れなくなるほど不安を感じた時期もあったと振り返っています。
浅香あき恵の乳がんが発覚したきっかけは胸のしこり
乳がんが見つかったきっかけは、女優の立花理佐さんとの会話でした。
立花さんから自身のがん経験について聞き、検査の大切さを伝えられたことで、浅香さんは何となく自分の胸を触ってみたといいます。そこで硬い部分に気付きました。
病院で約2センチのしこりを指摘
異変に気付いた浅香さんは、すぐにかかりつけの病院を受診しました。
そこで約2センチのしこりを指摘され、紹介状を受けて大きな病院で詳しい検査を受けました。
検査を経て2020年7月6日、乳がんであることが告知されています。
普段から自分は病気とは縁がないと思っていたこともあり、本人にとって予想外の出来事だったことがインタビューから伝わります。
ステージ2Bとはどんな状態?リンパ節転移も公表
浅香さんが告知された「ステージ2B」は、乳がんの進行度を表す病期の一つです。
国立がん研究センターによると、乳がんのステージは、乳房内のがんの大きさ、腋窩リンパ節などへの転移、遠隔転移の有無などを組み合わせて決まります。
ステージ2Bは遠隔転移のあるステージ4とは異なる
一般的な分類では、ステージ2Bには「2~5センチのがんがあり、可動性のある腋窩リンパ節へ転移している場合」や「5センチを超えるがんでリンパ節転移がない場合」などがあります。
ただし、浅香さん本人が話している「約2センチ」という発見時のしこりの大きさだけで、ステージがどのように判定されたのかを外部から再現することはできません。
本人が医師から「ステージ2B」と告知されたこと、脇の下のリンパ節への転移が確認されていたことが今回公表された事実です。
浸潤がんだった
浅香さんは自身の乳がんについて「浸潤がんだった」とも明かしています。
乳がんは、がん細胞が乳管などの中にとどまる非浸潤がんと、周囲の組織へ広がった浸潤がんなどに分けられます。
国立がん研究センターによると、乳がんが進行するとリンパ液などを通じ、近くのリンパ節へ広がる場合があります。
浅香あき恵は2020年9月4日に乳がん手術
乳がんの告知後、浅香あき恵さんは2020年9月4日に手術を受けました。
当時はすでに仕事の予定が入っていたうえ、病気を周囲に知られたくないという思いも強く、可能な範囲で予定をこなしたうえで手術に臨んだと語っています。
乳房を温存できたと本人が説明
手術では乳房を温存することができました。
浅香さんによると、手術時にはしこりが約1.78センチになっていたといいます。
国立がん研究センターでは、ステージ1~3Aの乳がんについて、がんの大きさや広がりなどに応じて乳房部分切除術または乳房全切除術を選び、必要に応じて薬物療法などを組み合わせると説明しています。
個々の治療方法はがんの性質や検査結果によって異なるため、浅香さんの治療内容は本人が公表した経過として見るのが適切です。
浅香あき恵が抗がん剤治療を受けなかった経緯
浅香さんは、医師から再発リスクを抑えるため抗がん剤治療について説明を受けたことも明かしています。
当初は、脱毛などによって病気を隠せなくなることを強く気にしており、抗がん剤への抵抗があったそうです。
手術後の所見を踏まえて抗がん剤は行わず
その後、手術で取り出したリンパ節のがん細胞の数が少なかったとして、結果的に抗がん剤治療は行わず、10年間のホルモン治療を行うことになったと本人は説明しています。
乳がんでは、ホルモン受容体の状態やHER2、がん細胞の増殖の特徴など、複数の情報から使用する薬が検討されます。
国立がん研究センターでも、女性ホルモンの影響を受けて増殖するホルモン受容体陽性乳がんでは、ホルモン療法薬の効果が期待できると説明しています。
浅香さん自身は、自分の場合は女性ホルモンが関係するタイプだったとインタビューで説明しています。
10年間のホルモン治療|2026年現在も服薬中
浅香あき恵さんは手術後、10年間ホルモン剤を使う治療を続けることになりました。
2026年10月23日のインタビューでも「現在も治療中」であることを明らかにしています。
毎日のホルモン剤を忘れないよう服用
現在は、毎日ホルモン剤を飲み忘れないよう医師から言われていると話しています。
また、1年に1回、身体の状態を確認する検査を受けていることも明かしました。
乳がんの治療後は、病状や治療法に応じて定期的な診察や検査が行われます。国立がん研究センターも、治療後は継続した経過観察が行われると説明しています。
浅香あき恵の乳がんは完治した?2026年現在の病状
「現在は完治したのか」「再発や転移はないのか」という点も気になりますが、浅香さんは2026年現在もホルモン治療中です。
本人は現在について「本当に元気」と話していますが、「完治した」とは発表していません。
現在の再発・新たな転移は公表されていない
2020年の診断時には脇の下のリンパ節への転移が確認されています。
一方、2026年10月23日までに、新たな再発や別の臓器への転移が確認されたという発表はありません。
「現在も治療中」ということと「病状が悪化している」ということは同じではありません。
今回の公表では、毎日のホルモン治療を続けながら元気に仕事をしているという近況が語られています。
2020年9月15日に退院し10月1日に舞台復帰
浅香さんは2020年9月4日の手術後、9月15日に退院しました。
そして10月1日には仕事へ復帰しています。
病気を公表せず復帰していた
当時は新型コロナ禍でもあり、浅香さんは病気を周囲に知られることなく治療と入院を終えられたと振り返っています。
つまり2020年当時、乳がんを理由に大々的な「活動休止」を発表したわけではありません。
治療のため一時的に舞台を離れたものの、手術から1カ月足らずで仕事に戻っていました。
夫・佐藤武志や娘が乳がん闘病を支えた
浅香さんの治療を身近で支えていたのが家族です。
夫は元Wヤングで吉本新喜劇の佐藤武志さん。FANY Magazineのインタビューでは、病院への付き添いや送り迎えを続けてくれたと明かしています。
娘は告知を聞いて涙
浅香さんが娘に乳がんを伝えた際、普段あまり泣かない娘が目の前で泣いたことも印象に残っていると話しています。
浅香さんにはデザイナーとして活動する娘・智亜規さんがおり、過去には親子で絵本制作にも取り組んでいました。
深刻な告知を受けた時期に、夫や娘の存在が大きな支えになっていたことが分かります。
若井みどり・未知やすえ・酒井藍も治療を支援
乳がんについて当時知っていたのは、家族と身近な一部の関係者だけでした。
吉本新喜劇では若井みどりさん、未知やすえさん、酒井藍さんらに病気を伝えていたといいます。
若井さんは頻繁に電話をかけ、未知さんは相談相手となり、酒井さんは手術前に女性の健康にゆかりがあるという春日大社へ誘うなど、それぞれの形で浅香さんを支えました。
長く病気を伏せる中でも、身近な仲間には支えられていたことが今回初めて明かされています。
なぜ乳がんを6年間公表しなかった?
浅香さんは当初、乳がんを「ひた隠しにして全部終わらせよう」と考えていました。
自分自身が大きなショックを受けたことに加え、「病気が自分のイメージに合わない」と感じ、病気を知られたくなかったと率直に明かしています。
抗がん剤に抵抗した理由にも「知られたくない」という思い
抗がん剤治療について説明された際にも、髪や眉毛などが抜ければ病気を隠せなくなると考え、受けたくないと医師へ伝えていたそうです。
それほど当時は公表への抵抗感が強かったことになります。
ただ、治療を続ける中で少しずつ受け止め方が変化しました。
70歳の誕生日に乳がんを公表した理由
約6年間伏せてきた乳がんを公表した大きなきっかけは、70歳という節目です。
浅香さんは1956年10月23日生まれで、2026年10月23日に70歳を迎えました。吉本興業の公式プロフィールでも生年月日が確認できます。
自分の経験を誰かの役に立てたい
浅香さんは70歳からの人生について、これまで得ようとしてきたものを今度は手放し、自分が経験したことを誰かに残していきたいという思いを語っています。
乳がんを経験した立花理佐さんとの交流もあり、自分の治療中の気持ちや経験が、現在病気と向き合っている人の役に立つかもしれないと考えるようになったそうです。
ORICON NEWSでも浅香さんは、現在は元気であり、自身の経験が誰かの役に立つかもしれないと思ったことが公表につながったと説明しています。
浅香あき恵は活動休止する?吉本新喜劇への出演は継続
今回の乳がん公表を受けて「活動休止するのでは」と気になる人もいるかもしれません。
しかし、2026年10月23日時点で、新たな活動休止や長期休養、吉本新喜劇からの降板は発表されていません。
10月も吉本新喜劇の舞台に出演
吉本新喜劇の公式スケジュールでは、浅香さんは10月13日から19日まで、なんばグランド花月のアキ座長公演に出演していました。
さらに10月23日から25日のよしもとお笑い森ノ宮劇場にも出演者として掲載されています。
11月10日から16日のなんばグランド花月・アキ座長公演にも出演予定です。11月13日の一部公演のみ「都合により休演」と案内されていますが、乳がんとの関連は示されていません。
病気の公表と、新たな活動休止は別の話です。
浅香あき恵の今後|治療を続けながら新しい挑戦へ
2026年現在、浅香さんはホルモン治療を続けながら芸能活動を継続しています。
本人は今後やりたいこととして海外旅行を挙げるとともに、芸能界にいる限り新しいことへ挑戦していきたいという意欲も語っています。
2026年4月には内場勝則さんとの2人芝居にも挑戦しており、古希を迎える年も舞台活動を続けてきました。
乳がんを公表したから仕事を減らすという発表ではなく、自分の経験も発信しながら舞台を続けていく姿勢が示されています。
浅香あき恵の乳がんで現在分かっていること
浅香あき恵さんは2020年7月6日、ステージ2Bの乳がんと告知されました。
本人によると浸潤がんで、脇の下のリンパ節への転移も確認されていました。9月4日に手術を受け、乳房を温存。9月15日に退院し、10月1日には仕事へ復帰しています。
手術後は抗がん剤治療を行わず、10年間のホルモン治療を続ける方針となりました。2026年現在も毎日ホルモン剤を服用しています。
一方で、新たな再発や転移、「完治した」とする発表はありません。
2026年10月23日、70歳の誕生日に約6年間伏せていた乳がんを公表したのは、自身の経験をほかの人に役立てたいという思いが強くなったためです。
現在は元気だと本人が話し、吉本新喜劇への出演も続いています。
2020年当時の病気と治療を初めて明かした今回の発表は、新たに病状が悪化したことを知らせるものではありません。現在も治療と経過観察を続けながら、浅香さんは舞台や芸能活動を継続しています。

