
女子プロゴルファーの櫻井心那(さくらい・ここな)選手が、2026年9月10日に行われた「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会」で注目を集めました。
きっかけとなったのは、U-NEXTの中継で解説を務めていた岡本綾子さんが、櫻井選手の18番グリーンでの振る舞いについて意見を述べたことです。
櫻井選手が自分の打順になってから飲み物を口にしつつラインを確認する姿を見て、岡本さんはプレーファストやプロとしての見え方という観点から苦言を呈しました。これはルール違反や処分が発表されたという話ではなく、岡本さんがプロとしての振る舞いについて自身の考えを語った場面です。
一方、櫻井心那選手は22歳ながら国内女子ツアーですでに5勝を挙げ、2026年からは米女子ツアーを主戦場としている実力者です。2026年3月からは王子ホールディングスと所属契約を結んでいます。
櫻井心那選手は何者なのか、wiki風プロフィールや学歴・経歴・戦績、父親・母親・兄弟などの家族構成、そして岡本綾子さんがなぜ苦言を呈したのかまで紹介します。
櫻井心那は何した?岡本綾子が18番グリーンでの行動に苦言
2026年9月10日の「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会」初日、櫻井心那選手は4オーバーの76でプレーし、89位タイでホールアウトしました。
話題になったのは最終18番ホール。約20メートルのパーパットを残した場面で、櫻井選手が自分の打順を迎えてから飲み物を口にしながらグリーン上を歩き、パットのラインを読んでいたところを岡本綾子さんが指摘しました。
岡本綾子は櫻井心那の「飲みながらライン読み」を指摘
ゴルフのニュースによると、U-NEXTで解説していた岡本綾子さんは、櫻井心那選手の様子を見て、自分の順番になってから飲みながらラインを確認するような行動について否定的な考えを示しました。
実況アナウンサーがプレーファストの観点から、自分の打順までに済ませておくべきという意味か確認すると、岡本さんは同意しています。
岡本さんが気にしていたポイントは、大きく言えば「プレーのテンポ」と「プロとしてどう見えるか」の2点でした。
前の選手が打っている間などに水分補給やライン確認を進め、自分の打順が来たら速やかにプレーへ入るという考えです。
岡本綾子はなぜ櫻井心那に苦言を呈した?
岡本綾子さんは、米国ツアーで長くプレーしてきた自身の経験にも触れています。
ほかの選手がすでに自分の位置で待っている中、一人の選手が自分の打順になってから時間を使うことについて好ましく思わないという考えを述べ、米ツアー選手の振る舞いにも言及しました。
櫻井選手は2026年から米女子ツアーに本格参戦しています。
岡本さんとしては、世界を舞台に戦う22歳の櫻井選手だからこそ、ショットやパットだけでなくコース上での所作にも期待している面があったのかもしれません。
櫻井心那がマナー違反で処分されたわけではない
今回の報道だけを見ると「櫻井心那は何した?」と大きな問題が起きたように感じるかもしれません。
しかし、報じられた内容は岡本綾子さんが中継中にプレーファストやプロとしての振る舞いについて持論を述べたものです。
ゴルフのニュースの記事でも、櫻井選手がこの行動によってペナルティーや処分を受けたとは伝えられていません。岡本さんも櫻井選手のパット自体を批判していたわけではなく、最後にはプロとして格好いい姿を見たいという趣旨の言葉を残しています。
櫻井心那は何者?wikiプロフィールを紹介
櫻井心那選手は、長崎県長崎市出身の女子プロゴルファーです。
2004年生まれの22歳で、2021年のJLPGA最終プロテストに一発合格。飛距離の出るドライバーを武器に、10代の頃から国内女子ツアーで次々と記録を残してきました。
櫻井心那は22歳・長崎県長崎市出身
プロフィールは次の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 櫻井心那 |
| 読み方 | さくらい・ここな |
| 生年月日 | 2004年2月13日 |
| 年齢 | 22歳(2026年9月現在) |
| 出身地 | 長崎県長崎市 |
| 身長 | 166cm |
| 血液型 | O型 |
| 出身高校 | 長崎日本大学高等学校 |
| プロテスト合格 | 2021年 |
| JLPGA入会 | 2022年1月1日・94期生 |
| 国内ツアー勝利 | 5勝 |
| 所属 | 王子ホールディングス |
| 得意クラブ | ドライバー |
JLPGAのプロテスト合格者プロフィールでは身長166cm、長崎県長崎市出身、長崎日本大学高等学校出身と掲載されています。
名前の「心那」には、心豊かに穏やかに育ってほしいという両親の願いが込められているとGDOなどで紹介されています。
2026年から王子ホールディングス所属
王子ホールディングスは2026年3月2日、櫻井心那選手と所属契約を結んだことを発表しました。
同社は、海外へ挑戦する櫻井選手の姿勢などを紹介し、2026年からUSLPGAツアーへ本格参戦することも発表しています。
日本で5勝を挙げた若手選手が、22歳で本格的に世界へ挑戦していることになります。
櫻井心那の学歴は?長崎日本大学高校からプロゴルファーへ
櫻井心那選手の学歴で公に確認できるのが、長崎日本大学高等学校です。
高校時代から全国レベルで活躍し、3年生だった2021年にはプロテストにも合格しました。
長崎日本大学高校ゴルフ部で活躍
櫻井選手は地元長崎県の長崎日本大学高等学校へ進学しました。
過去のインタビューでは、高校を選んだ理由について、当時県内でゴルフ部のある学校だったことを挙げています。
ゴルフ部の練習に加え、日曜日にはコースで練習する環境にも恵まれていたと振り返っています。
2021年には九州女子選手権を制覇。JGAのプロフィールにも、九州女子選手権や九州ジュニアゴルフ選手権で優勝した実績が掲載されています。
高校3年でJLPGAプロテストに一発合格
2021年11月、櫻井心那選手はJLPGA最終プロテストに初挑戦し、12位で一発合格を果たしました。
当時はまだ長崎日本大学高校の3年生でした。
JLPGAの合格者プロフィールでは、プロテスト合格時に将来の目標として賞金女王や日本女子オープン優勝を掲げています。
高校卒業後はそのままプロゴルファーとしてのキャリアを本格化させました。
櫻井心那の経歴・戦績は?JLPGA通算5勝の実力者
櫻井心那選手はプロ入り直後から結果を残しました。
特に2022年のステップ・アップ・ツアー年間5勝、2023年のレギュラーツアー4勝は、櫻井選手の名前を一気に広める結果となっています。
2022年はステップ・アップ・ツアーで年間5勝
プロ1年目の2022年、櫻井選手はJLPGAの下部ツアーであるステップ・アップ・ツアーを主戦場にしました。
「ECCレディス」でプロ初優勝すると、その後も勝利を重ねて年間5勝を達成。
JLPGAによると、ステップ・アップ・ツアーの賞金ランキング1位も獲得しています。
わずか18歳のルーキーが、1年間で5勝を挙げたことで一躍注目選手となりました。
2023年は10代でJLPGAツアー4勝
2023年にはレギュラーツアーで一気にブレークします。
7月の「資生堂 レディスオープン」でJLPGAツアー初優勝を飾ると、「楽天スーパーレディース」「ゴルフ5レディス」「富士通レディース」でも優勝しました。
JLPGAによると、10代でツアー4勝を挙げたのは宮里藍さん、畑岡奈紗選手に続く史上3人目でした。
19歳で国内トップクラスへ駆け上がったことから、早くから海外挑戦への期待も高まります。
2025年CAT Ladiesで通算5勝目
2024年は勝利から遠ざかりましたが、2025年8月の「CAT Ladies」で約2年ぶりの優勝を果たしました。
通算9アンダーで勝ち切り、JLPGAツアー通算5勝目を記録しています。
JLPGAによると、櫻井選手はスイングに悩んだ時期を経験し、目澤秀憲コーチの指導を受けながら改善を進めていました。
10代で一気に勝利を重ねただけではなく、不調を経験した後に再び優勝した点も櫻井選手の経歴を語るうえで外せない部分です。
櫻井心那は2026年からUSLPGAへ!米ツアー挑戦の現在
櫻井心那選手は以前から海外志向を明言してきました。
2025年末の米女子ツアー最終予選会を10位タイで通過し、2026年からUSLPGAツアーのメンバーとして本格参戦しています。
海外で活躍したいと思ったきっかけはインドネシア
櫻井選手が海外を強く意識するようになったきっかけの一つが、2022年に出場したインドネシアでの国際大会でした。
GDOのインタビューでは、海外のトップ選手が現地ファンからサインを求められる姿を見て、自分も世界で戦う選手になりたいと思ったことを明かしています。
2023年の時点ですでにアメリカで活躍することを目標として語っており、数年後に実際に米ツアーの出場権を獲得しました。
2026年も米ツアー挑戦を続ける意向
米ツアー参戦1年目は簡単な戦いではありません。
GDOが2026年8月に報じたところでは、夏場のメジャーや欧州シリーズの出場権を逃し、日本ツアーへスポット参戦する時期もありました。
それでも櫻井選手は米ツアー挑戦への強い意欲を示し、再び予選会から挑戦することになってもアメリカを目指す考えを語っています。
今回のソニー日本女子プロゴルフ選手権も、米ツアーを主戦場にする選手が日本へ戻って出場した大会の一つです。
櫻井心那の家族は?父・母と兄2人の5人家族
櫻井心那選手は、父親、母親、2人の兄がいる5人家族の末っ子です。
ゴルフを始めるきっかけにも兄が関係しており、ジュニア時代から家族のサポートを受けながら競技を続けてきました。
父親は一也さん
父親は一也さんです。
櫻井選手が2023年にJLPGAツアー初優勝を果たした際、父・一也さんは娘について、小さい頃から目標をはっきり口にして努力する「有言実行」のタイプだったとGDOの取材に答えています。
櫻井選手が幼い頃、父親に連れられて練習場へ行ったこともゴルフとの接点になりました。
母親は伊津子さん
母親は伊津子さんです。
2023年の資生堂レディスで櫻井選手が初優勝した際には、現地で娘の優勝を見届けています。
伊津子さんも、櫻井選手が以前から「レギュラーツアーで優勝したい」と目標を口にしていたことを明かしていました。
ジュニア時代から両親が競技生活を支えてきたことがうかがえます。
兄2人のうち兄・豪もゴルフ経験者
櫻井心那選手には2人の兄がおり、自身がゴルフを始めた理由についてJGAは「兄の影響」と紹介しています。
兄の一人である櫻井豪さんもゴルフ経験者です。
豊洲ゴルフベースの公式プロフィールによると、豪さんは2002年9月16日生まれで、長崎日大高校から中央大学へ進学。大学では体育会ゴルフ部の主将を務め、現在は日本プロゴルフ協会のティーチングプロB級資格を持ち、ゴルフ指導に携わっています。
櫻井豪さんのプロフィールでも、6歳の時に妹と一緒にゴルフを始めたことが紹介されています。
兄妹で幼い頃から競い合った環境が、櫻井心那選手の原点の一つになっているようです。
櫻井心那は何者?岡本綾子の苦言で注目も国内5勝の22歳
櫻井心那選手は、長崎日本大学高校在学中にJLPGAプロテストへ一発合格し、2022年にはステップ・アップ・ツアーで年間5勝を挙げた女子プロゴルファーです。
2023年には19歳でJLPGAツアー4勝を達成し、2025年のCAT Ladiesで通算5勝目。2026年からは米女子ツアーへ本格参戦し、王子ホールディングス所属として世界に挑戦しています。
2026年9月10日のソニー日本女子プロゴルフ選手権では、自分の打順になってから飲み物を口にしつつラインを確認した18番グリーンでの所作について、岡本綾子さんがプレーファストやプロとしての見え方という観点から意見を述べました。
ただ、櫻井選手にルール違反や処分が発表されたというニュースではありません。
国内44勝、米国17勝の実績を持つ岡本さんが、米ツアーへ挑戦している若手選手の振る舞いについて自身の経験から指摘した場面でした。
22歳ですでに国内ツアー5勝。
父・一也さん、母・伊津子さん、2人の兄に支えられながら成長し、現在は幼い頃から描いてきた海外の舞台で戦っています。
今回の苦言だけでなく、今後USLPGAでどこまで成績を伸ばしていくのかにも注目される選手です。

