靴下ブランド 「靴下屋」を運営するタビオ株式会社が12月16日、運営するX(Twitter)公式アカウントにて、不適切な投稿があったと謝罪文を発表しました。
靴下屋の不適切投稿とはどんなものだったのか?
今回は、不適切投稿の詳しい内容や、公式アカウントの投稿者1号とは誰なのか?、不適切投稿に対するネットの反応などをまとめました。
タビオ靴下屋が炎上した理由は?
ことの発端は、ある女性が投稿した内容。
特に「靴下屋の」と名指ししているわけでもなく、単なる私見として書いた以下の投稿です。
ストッキングも破けないものを今の技術なら作れるのに買わせるためにすぐ穴があく生地にしてるって聞く
この投稿を見た「タビオ靴下屋公式アカウント」のSNS担当者「1号」という方が反論。
その言葉遣いが上場会社の公式アカウントとして「あまりにも高圧的でないか」との声が消費者から上がり、特に女性ユーザーから大きな反発を受けて炎上しました。
タビオ靴下屋不適切投稿の内容は?
女性に対する「タビオ靴下屋公式アカウント」からの反論が以下の内容です。
何回も言うけど、「破れないストッキング」は都市伝説、陰謀論の領域です。
作れるんなら作ってます。
「何回も言うけど」「作れるんなら作ってます」など、個人アカウントが友達に対するような言葉遣いであると非難されています。
さらに、
「何度も何度も言いますが」「使ってください」など叱責したり押し付けるような言葉遣いも批判されています。
担当者は、「靴下屋では、このような耐久性のある靴下も作っているので」とアドバイスしたかったのであろうと察しますが、
せめて、
「破れにくいストッキングの実現は難しいのですが、弊社では耐久性を求めるお客様に向けて、このような商品も販売しておりますので、お困りのお客様は是非お試しくださいませ。」
くらいの文面で良かったのではないでしょうか?
また、
タビオ靴下屋公式アカウントの、
何回も言うけど、「破れないストッキング」は都市伝説、陰謀論の領域です。
作れるんなら作ってます。
この投稿に対する男性(ストッキングをはいたことがないであろう)のコメントに同調した「タビオ靴下屋公式アカウント」の投稿もさらに炎上を大きくしたようです。
この投稿に同調した「タビオ靴下屋公式アカウント」のリツイートが以下
「そんな繊維でストッキングとか靴下作ったら、指飛ぶで?」とリツイートしました。
「指飛ぶで?」なんて表現は公式アカウントとしていかがなものでしょうか。
プロとしてもう少し適切な言葉を選んでほしかったですね。
タビオ靴下屋投稿者1号とは誰?
タビオ靴下屋X(Twitter)公式アカウントの投稿者「1号」ですが、
タビオ株式会社のマルチメディア企画部 係長・田口裕貴さんという方です。
田口さんは、タビオ靴下屋のSNS戦略(主にXとインスタ)のスペシャリストとしてユーザーファーストの情報提供を心掛けているようです。
右のピンクのパーカーを着ている方が田口裕貴さんです。
「noteビジネス」で田口裕貴さんのSNS戦略についてインタビュー記事がありました。
取り上げてもらおうというよりは、僕がユーザーだったらこれはシェアするだろうなという基準でやっています。(宣伝をしているのではなくて)基本的にはユーザーがそれを知って、「あ、トクした」という気持ちになってもらえれば成功。ついでに売れればいいなという。その人の生活が豊かになればアカウントに対するポジティブな気持ちも増えて投稿もよく見てもらえる……ということは、僕が紹介したものを買ってくれる率がちょっと上がる。
ユーザー目線で、ユーザーのためになる、その人の生活が豊かになる情報を発信するという取り組みは非常に素晴らしいと思います。
タビオ靴下屋不適切投稿に対するネットの反応
今回の、タビオ靴下屋不適切投稿に対するネットの反応ですが、大多数が否定的意見のようです。
タビオ靴下屋が炎上した理由まとめ
タビオ靴下屋の炎上騒動については、「破れないストッキング」について投稿した一般女性に対し、タビオ靴下屋のX公式アカウントが「都市伝説、陰謀論」だと反論したことが発端となりました。
言っていることは正論で、一生懸命アドバイスしようとしているのは伝わるのですが、言葉遣いに少々問題があったのかもしれません。
この投稿は多くの女性ユーザーから批判されましたが、普段ストッキングもはかないような男性も加担し煽り、大炎上してしまいました。
タビオ株式会社は、今回の事態を受けて公式に謝罪し、今後はソーシャルメディアに関するガイドラインの遵守と社員教育を進め再発防止に努めることを約束しました。
タビオのストッキングは「伝線しにくい」「はき心地が良い」など、高品質な素材やデザインが人気でSNSでも話題となっています。
特に「伝線しにくい」や「美しい素肌感」といった特徴が消費者の間で人気を博しています。
タビオ靴下屋を愛用している多くのお客様との信頼関係を取り戻せることを願い、今後の会社発展をお祈りしたいと思います。