中野ブロードウェイのチリ人2人は何者?名前・顔写真や2億円腕時計4本の種類・買取価格を調査
中野ブロードウェイのチリ人2人は何者?名前・顔写真や2億円腕時計4本の種類・買取価格を調査

東京・中野ブロードウェイの時計店から、わずか10秒ほどで約2億円相当の高級腕時計4本が盗まれた事件で、チリ国籍の男2人が逮捕されました。

「チリ人2人は何者なのか」「名前や顔写真は出ているのか」「2億円もする腕時計とはどんな時計なのか」と気になった人も多いのではないでしょうか。

逮捕されたのは、ピニャ・グスマン・ジェレミー・パオロ容疑者(23)と、マンサーノ・ケサダ・ボリス・アレクシス容疑者(33)です。

2人は2026年8月25日、中野ブロードウェイにある時計店で、リシャール・ミル3本とパテック フィリップ1本、販売価格合計約2億円相当を盗んだ疑いが持たれています。事件4日前に日本へ入国し、2日前には店を下見していたことも判明しています。

事件後は大阪まで移動し、27日に大阪市内の民泊施設で身柄を確保されました。

中野ブロードウェイで何があった?2億円腕時計4本窃盗事件

事件が起きたのは2026年8月25日午前11時50分ごろです。

場所は東京都中野区にある「中野ブロードウェイ」1階の高級時計店。毎日新聞は店舗名を「タイムウオーカー」と報じています。

ショーケースを割り約10秒で腕時計4本を盗んだ疑い

共同通信配信の記事によると、2人は店の入り口付近にあったショーケースをハンマーで割り、高級腕時計4本を盗んだ疑いが持たれています。

店内にいた時間はわずか10秒ほどだったとされています。

盗まれたのは、

  • リシャール・ミル:3本
  • パテック フィリップ:1本
  • 合計:4本
  • 販売価格:合計約2億円

です。

4本で約2億円ですから、単純平均すると1本あたり約5000万円になります。

ただし、4本がそれぞれ5000万円だったという意味ではありません。ブランドやモデルによって価格差が非常に大きいため、特定の1本だけがかなり高額だった可能性もあります。

電動キックボードなどを使って逃走

犯行後、2人は別々に逃走したとみられています。

テレビ朝日の報道では、1人が電動キックボードを利用し、もう1人は走って逃げたとみられています。

現場から約400メートル離れた場所では、逃走に使われたとみられる電動キックボードも押収されました。

その後、2人は着替えるなどして合流し、東京都内から大阪方面へ移動したとみられています。

チリ人2人は何者?名前・年齢などプロフィール

警視庁が逮捕した2人はいずれもチリ国籍です。

現時点では氏名と年齢、国籍などが明らかになっていますが、詳しい職歴や家族構成などは報じられていません。

ピニャ・グスマン・ジェレミー・パオロ容疑者

現在までに確認できる情報は次の通りです。

  • 名前:ピニャ・グスマン・ジェレミー・パオロ
  • 年齢:23歳
  • 国籍:チリ
  • 住所:不詳と報道
  • 職業:不詳と報道
  • 逮捕容疑:窃盗
  • 来日:2026年8月21日
  • 逮捕:8月27日、大阪市内

ピニャ・グスマン容疑者は、警察の調べに対して2人で犯行に及んだこと自体は認める一方、「自分が盗んだのは1本だけで、他の3本は分からない」という趣旨の供述をしています。

マンサーノ・ケサダ・ボリス・アレクシス容疑者

もう1人は次の人物です。

  • 名前:マンサーノ・ケサダ・ボリス・アレクシス
  • 年齢:33歳
  • 国籍:チリ
  • 住所:不詳と報道
  • 職業:不詳と報道
  • 逮捕容疑:窃盗
  • 来日:2026年8月21日
  • 逮捕:8月27日、大阪市内

マンサーノ・ケサダ容疑者は容疑を認めており、腕時計を売却して金に換え、母国へ持ち帰るつもりだったという趣旨の供述をしています。

現在分かっている人物情報はここまでで、チリ国内でどのような仕事をしていたのか、過去に日本へ来たことがあるのかなどは主要報道では明らかになっていません。

チリ人2人の顔写真・顔画像は公開されている?

ピニャ・グスマン容疑者とマンサーノ・ケサダ容疑者については、逮捕後に移送される際の姿がテレビなどで報じられています。

テレビ朝日は8月28日の報道で、2人が大阪から移送され、捜査車両へ乗り込む様子を映像・写真で公開しています。

報道映像では2人の顔を確認できる

FNNプライムオンラインでも今回の逮捕記事に複数の画像が掲載されており、2人の移送時の様子などが報じられています。

そのため、「チリ人2人の顔写真はまったく公開されていない」という状況ではありません。

一方、警察が証明写真のような正式な顔写真を公開しているわけではなく、主に逮捕・移送時の報道映像となっています。

チリ人2人は来日4日後に犯行?事件2日前には下見

今回特に注目されているのが、日本へ入国してから事件までの短さです。

2人が日本へ入ったのは8月21日。事件は25日に起きています。

つまり、来日からわずか4日後でした。

シドニー発の便で羽田空港へ入国

テレビ朝日によると、2人は8月21日、シドニー発羽田行きの便で日本へ入国しました。

滞在資格は90日間の短期滞在で、東京・浅草の民泊を1週間分予約していたということです。

シドニーから来日したことは確認されていますが、オーストラリアに居住していたのか、単に経由してきたのかまでは明らかになっていません。

22日に電動キックボードのアカウントを作成

入国翌日の8月22日には、パスポートを使って電動キックボードの利用アカウントを取得したとされています。

事件当日の逃走にも電動キックボードが使われたとみられているため、警視庁が利用履歴などを詳しく調べています。

事件2日前に中野ブロードウェイを下見

8月23日には、2人が中野ブロードウェイの時計店を訪れていたことが防犯カメラから確認されています。

警視庁は、犯行に向けた下見だったとみています。

偶然入った店で突然犯行に及んだというより、少なくとも2日前から店舗を確認していた疑いがあることになります。

犯行当日の足取りは?中野から浅草を経て大阪へ

事件当日も2人は早い段階から現場周辺へ来ていました。

テレビ朝日の報道では、犯行の約40分前に中野駅へ到着したことが分かっています。

その後、以前確認していた場所で電動キックボードを借り、犯行数分前に現場へ到着したとみられています。

犯行後は浅草の民泊へ戻った人物も

犯行後、1人は中野駅から移動し、神田駅で乗り換えて田原町駅へ向かったとされています。

その後、浅草に予約していた民泊施設へ戻ったとみられています。

そして2人は犯行当日のうちに新幹線で大阪市へ移動。

大阪市内の別の民泊施設に潜伏していました。

8月27日に大阪の民泊で逮捕

警視庁は防犯カメラなどを追跡し、2人が大阪市内にいることを突き止めました。

8月27日、1人が民泊施設から出てきたところを捜査員が確保。

約40分後には、もう1人も建物内で身柄を確保されました。

事件発生から約2日での逮捕となりました。

盗まれた2億円腕時計4本の種類は?

今回盗まれた腕時計4本について、ブランドまでは判明しています。

共同通信やFNNなどの報道によると、内訳は「リシャール・ミル3本」「パテック フィリップ1本」です。

リシャール・ミル3本

リシャール・ミルは、スイスの超高級腕時計ブランドです。

複雑な機械式時計と航空・自動車分野などで使われる先端素材を組み合わせたモデルが多く、数千万円クラスは珍しくありません。

一部の希少モデルでは市場価格が1億円を超えるケースもあります。

ただし、今回盗まれた3本については、2026年8月28日時点の主要報道では「リシャール・ミル」というブランドまでしか公表されておらず、RM○○という具体的な型番は明らかになっていません。

パテック フィリップ1本

残る1本は、世界有数の高級時計メーカーとして知られるパテック フィリップです。

こちらもモデルによって価格差が非常に大きく、カラトラバのような比較的シンプルなモデルから、ノーチラスや複雑機構を搭載した超高額モデルまであります。

今回盗まれた1本についても、正確なモデル名や型番は現在の主要報道では公表されていません。

腕時計4本の値段はなぜ2億円?1本5000万円なの?

報道されている約2億円は、4本を合わせた販売価格です。

毎日新聞も4本について「販売価格計2億円」と報じています。

そのため、

2億円 ÷ 4本 = 平均約5000万円

となります。

しかし、あくまで平均です。

例えばリシャール・ミルの非常に高額なモデルが価格の大部分を占め、別の時計は数千万円という組み合わせも考えられます。

具体的な型番が公表されていない以上、「リシャール・ミル1本が○○万円、パテック フィリップが○○万円」と正確に割り振ることはできません。

リシャール・ミルの買取価格はいくら?現在の相場を調査

「2億円の時計なら、売った場合はいくらになるのか」と気になるところです。

ただし最初に押さえておきたいのは、今回盗まれた腕時計そのものについて、正規の「買取価格」を算出することはできないという点です。

盗品であるうえ、型番も公表されていないからです。

ここでは、正規所有品だった場合のリシャール・ミルの一般的な買取実績を参考として見てみます。

リシャール・ミルは1000万円~2000万円超の買取実績も

ブランド買取店「なんぼや」が公開している実績では、例えば、

  • RM005RG:約1100万円
  • RM007:約1588万円
  • RM029:約2365万円
  • RM011-FM:約2200万円
  • RM035 ラファエル・ナダル:約2600万円
  • RM61-01:約2638万円

といった買取実績があります。

モデルや希少性、素材、付属品、時計の状態によって査定額は大きく変わります。

今回盗まれた3本がこれらのモデルだという意味ではありません。

むしろ4本合計の販売価格が約2億円とされていることを考えると、より高額なモデルが含まれていた可能性もありますが、型番が判明するまでは金額を特定できません。

パテック フィリップの買取価格はいくら?

パテック フィリップもモデルによって買取価格に大きな差があります。

2026年8月時点の「なんぼや」の参考価格では、ノーチラスなどの人気モデルで中古品でも1000万円前後から1000万円を大きく超えるケースがあります。

人気モデルでは中古買取1000万円超も

2026年8月26日時点の参考相場では、

  • ノーチラス 3710/1A-001:約950万円
  • ノーチラス 5712R-001:約1250万円
  • ノーチラス 5726/1A-001:約1300万円
  • ノーチラス 5980/1A-001:約1250万円

などの中古品参考買取価格が掲載されています。

一方、カラトラバ5227G-001では中古品の参考価格が約243万円~252万円となっています。

これだけ差があるため、「パテック フィリップなら必ず1000万円以上」というわけではありません。

今回盗まれた1本の型番は公表されていないため、実際の販売価格や正規の買取相場は分かっていません。

盗まれた腕時計3本はどこ?現在も行方不明

4本の腕時計のうち、事件後に確認された被害品は1本です。

残る3本は2026年8月28日午前時点でも見つかっていません。

大阪で盗まれた時計とみられる1本を押収

テレビ朝日によると、大阪市内で2人を逮捕した際、腕時計2本が押収されました。

そのうち1本は、中野ブロードウェイで盗まれた時計の特徴と一致しています。

もう1本は今回の被害品とは別の海外製高級腕時計だったとされています。

警視庁は、この別の時計についても入手経路などを調べています。

マンサーノ・ケサダ容疑者は「逃走中に落とした」と供述

残る3本について、マンサーノ・ケサダ容疑者は「逃走中に落とした」という趣旨の供述をしています。

一方、ピニャ・グスマン容疑者は「自分が盗んだのは1本だけで、残り3本は分からない」と話しています。

供述内容が一致していないため、警視庁が3本の行方を捜査しています。

高額時計3本が本当に逃走中に落とされたのか、別の人物へ渡されたのか、すでに売却されたのかなどは明らかになっていません。

共犯者はいる?警視庁が捜査

今回逮捕されたのはチリ国籍の2人ですが、警視庁は別の共犯者がいないかについても調べています。

FNNプライムオンラインによると、2人は事件4日前に来日したばかりで、警視庁は見つかっていない腕時計3本とともに共犯者の存在についても捜査しています。

現時点では、第三者が犯行を指示した、盗品を受け取ったといった事実が確認されたわけではありません。

今のところ逮捕されているのはこの2人です。

チリ人2人の犯行動機は?時計を売って母国に持ち帰る予定だった?

犯行の目的については、マンサーノ・ケサダ容疑者の供述が報じられています。

同容疑者は、

「腕時計を売って金にして、母国に持ち帰るつもりだった」

という趣旨の供述をしていると警視庁が明らかにしています。

この供述通りであれば、金銭目的だったことになります。

ただし、

  • 日本で売る予定だったのか
  • 海外へ持ち出す予定だったのか
  • 売却先がすでに決まっていたのか
  • 誰かから依頼されていたのか

といった詳しい計画はまだ明らかになっていません。

警視庁は余罪についても調べています。

中野ブロードウェイのチリ人2人は何者?現在分かっていること

中野ブロードウェイの高級時計店で約2億円相当の腕時計4本を盗んだ疑いで逮捕されたのは、チリ国籍のピニャ・グスマン・ジェレミー・パオロ容疑者(23)とマンサーノ・ケサダ・ボリス・アレクシス容疑者(33)です。

2人は8月21日にシドニーから羽田空港へ入国し、浅草の民泊に滞在。22日には電動キックボードのアカウントを作り、23日には被害店舗を下見していたとみられています。

25日午前11時50分ごろ、ショーケースを割り、リシャール・ミル3本とパテック フィリップ1本を約10秒で盗んだ疑いが持たれています。

その日のうちに大阪へ移動し、27日に大阪市内の民泊で逮捕されました。

顔写真については、テレビ朝日やFNNなどが移送時の映像・画像を報じています。

盗まれた4本は販売価格合計約2億円ですが、正確な型番はまだ公表されていません。そのため「1本ごとの値段」や「盗まれた時計そのものの買取価格」を特定することはできません。

市場ではリシャール・ミルに1000万円~2000万円を大きく超える買取実績があり、パテック フィリップもモデルによって数百万円から1000万円超まで大きく価格が異なります。

現在、被害品4本のうち確認されているのは1本で、残る3本は行方が分かっていません。

警視庁は3本の所在や別の高級時計の入手経路、共犯者の有無などについて捜査を続けています。