
江崎グリコが2026年9月14日、「アーモンド効果 PROTEIN ナッツミックス」シリーズの一部商品を自主回収すると発表しました。
「アーモンド効果はなぜ自主回収?」「細菌が入っていたって本当?」「もう飲んでしまったけど大丈夫?」「自宅にある商品も対象?」と気になっている人も多いと思います。
自主回収の理由は、製造過程で「バチルス チューリンゲンシス」という細菌が混入・増殖し、酸が生じたことで一部商品の風味が劣化したためです。
ただし、江崎グリコは対象商品を摂取しても健康への影響はないと判断しています。回収対象はすべての「アーモンド効果」ではなく、特定日に製造された2商品で、賞味期限とロット記号の両方が一致する商品です。
グリコ「アーモンド効果」自主回収はなぜ?理由は細菌混入
今回の自主回収は、商品の中から風味劣化を引き起こす品質基準に満たないものが見つかったことがきっかけです。
江崎グリコの公式発表では、製造工程で細菌が混入し、その菌が増殖する過程で酸が生じたことが原因と説明しています。
原因はバチルス チューリンゲンシスの混入
混入が確認されたのは「バチルス チューリンゲンシス」という細菌です。
江崎グリコによると、この菌が製造過程で商品に入り込み、その後増殖しました。
菌の増殖によって酸が生じ、通常とは異なる風味になる「風味劣化」が起きたということです。
つまり今回の自主回収は、
細菌が混入
↓
商品内で増殖
↓
酸が発生
↓
風味が劣化
↓
グリコの品質基準を満たさなくなった
という経緯です。
「細菌混入」という言葉から重大な食中毒を連想する人もいると思いますが、江崎グリコは今回の商品について健康への影響はないと判断しています。
なぜバチルス チューリンゲンシスが混入した?
2026年9月15日時点の江崎グリコの発表では、バチルス チューリンゲンシスが「製造過程で混入した」ことまでは明らかになっています。
一方、
- 製造設備のどの部分から入ったのか
- 原材料由来なのか
- 洗浄・殺菌工程に問題があったのか
- どの時点で菌が増殖したのか
といった詳しい混入経路までは公表されていません。
江崎グリコは今後について、再発防止に向けて品質管理を徹底するとしています。
バチルス チューリンゲンシスとは?健康への影響はない?
商品から細菌が見つかったと聞くと、最も気になるのが健康への影響です。
江崎グリコは今回検出されたバチルス チューリンゲンシスについて、土壌や農産物などからも検出され、広く分布している菌だと説明しています。
さらに同社は、今回の対象商品を飲んだことによる健康への影響はないと判断しています。
江崎グリコは「健康への影響はない」と説明
江崎グリコの9月14日付の公式発表では、今回の対象商品について、
「摂取することによる健康への影響はない」
との判断が示されています。
テレビ朝日などの主要報道も、グリコが健康への影響はないとしていることを伝えています。
今回問題になったのは、菌の増殖に伴って酸が生じ、商品本来の風味が損なわれたことです。
そのため、健康被害が確認されたための回収というより、グリコの品質基準に満たない商品を市場から回収する対応となっています。
バチルス チューリンゲンシスはどこにいる菌?
江崎グリコは公式発表の中で、バチルス チューリンゲンシスについて、土壌や農産物などからも検出される広く分布した菌だと説明しています。
同社は、菌の安全性について農林水産省、世界保健機関(WHO)、米国環境保護庁(EPA)など国内外の公的機関で科学的に確認されているとも説明しています。
ただし、自主回収対象の商品を手元に持っている場合は、健康影響の有無にかかわらず、そのまま飲み続けるのではなく回収手続きを利用する形になります。
アーモンド効果をもう飲んだ!大丈夫?
すでに対象商品を飲んでしまい、不安になっている人もいると思います。
江崎グリコの発表では、今回の対象商品を摂取したことによる健康への影響はないと判断されています。
飲んでしまっても健康への影響はないとの判断
「細菌が混入した商品を飲んでしまった」と聞くと心配になりますが、現時点でグリコが示している説明は「健康への影響はない」というものです。
今回の自主回収は、風味劣化が確認された商品について、品質に万全を期す観点から行われています。
ただし、手元の商品が対象ロットだった場合は残りを飲まず、回収を申し込むことができます。
飲用後に体調の変化がある場合は、自身の症状に応じて医療機関へ相談するほか、江崎グリコのお客様センターにも問い合わせできます。
アーモンド効果の自主回収対象商品はどれ?
今回、自主回収されるのは「アーモンド効果」シリーズ全商品ではありません。
対象となるのは、2026年7月27日に山梨県北杜市の製造委託先工場で生産された2商品です。
回収対象はPROTEINナッツミックスの2商品
対象商品は次の2種類です。
| 商品名 | 内容量 | JANコード |
|---|---|---|
| アーモンド効果 PROTEIN ナッツミックス | 250g | 4901005007710 |
| アーモンド効果 PROTEIN ナッツミックス 砂糖不使用 | 250g | 4901005007819 |
いずれも植物性たんぱく質を10g含む「PROTEIN」シリーズの商品です。
一般的な「アーモンド効果 オリジナル200ml」や「アーモンド効果 砂糖不使用200ml」などとは別の商品です。
賞味期限は「2027年4月22日」
対象商品を見分ける一つ目のポイントは賞味期限です。
回収対象となるのは、パッケージ上部の左側に、
2027年4月22日
と印字された商品です。
賞味期限が違うだけなら、今回の自主回収対象には該当しません。
江崎グリコは、今回の2商品について該当日以外に生産されたものは品質上の問題がないことを確認したとしています。
ロット記号に「PKP」が含まれているか確認
賞味期限だけでなく、ロット記号も対象商品の判別条件です。
回収対象は、パッケージ上部の右側にあるロット記号が、
PKP+数字またはアルファベット
となっている商品です。
江崎グリコの案内では「PKP●●●」という形で示されています。
したがって、
賞味期限「2027年4月22日」+ロット記号「PKP」
の両方を見て判断できます。
アーモンド効果の自主回収は10万4030本
江崎グリコが発表した回収対象数量は、2商品を合わせて10万4030本です。
全国で販売されている商品だったため、特定地域だけの自主回収ではありません。
全国のスーパーやコンビニなどで販売
対象商品は全国で販売されていました。
江崎グリコが公表している主な販売チャネルは、
- スーパーマーケット
- コンビニエンスストア
- ドラッグストア
- 通販サイト
- オフィスグリコ
などです。
近所のスーパーだけではなく、ネット通販などでケース購入した商品も対象となる場合があります。
購入場所ではなく、商品名・賞味期限・ロット記号で見分ける形です。
製造したのは山梨県北杜市の委託先工場
対象商品が製造されたのは、山梨県北杜市にある「熊本県果実農業協同組合連合会 白州工場」です。
2026年7月27日に同工場で製造した対象2商品の一部で風味劣化が確認されました。
「熊本県果実農業協同組合連合会」という名称ですが、今回の製造工場の所在地は山梨県北杜市です。
アーモンド効果の自主回収方法は?返金される?
自宅に回収対象商品がある場合、江崎グリコが用意した専用受付から回収を申し込めます。
店頭へ直接持ち込んで返金を受ける方式ではなく、グリコが商品を引き取り、後日商品代金相当分を送る仕組みです。
インターネット受付フォームから申し込む
江崎グリコは自主回収専用のインターネット受付フォームを開設しています。
フォームで必要事項を入力すると、対象商品の引き取りに来てもらえる仕組みです。
購入したスーパーやコンビニが近くにない場合でも、グリコ側へ直接回収を申し込めます。
現金返金ではなく商品代金相当のQUOカード
「返金はどうなる?」という点については、江崎グリコの発表では現金を振り込む方式ではありません。
対象商品を引き取った後、商品代金相当のQUOカードが後日送られます。
そのため、今回の「返金対応」は実質的には商品代金相当額のQUOカードによる対応となります。
電話でも問い合わせ可能
インターネットからの申し込みが難しい場合は、グリコお客様センター「アーモンド効果 商品回収係」でも問い合わせを受け付けています。
江崎グリコの公式案内では、通常の受付時間は平日の9時から17時までとされています。自主回収発表直後の9月19日と20日については、土日ですが特別に電話受付を行う予定です。
アーモンド効果は全部飲まない方がいい?
今回のニュースを見て、「家にあるアーモンド効果を全部捨てた方がいい?」と感じた人もいるかもしれません。
しかし、江崎グリコが自主回収を発表したのは、シリーズ全商品ではありません。
今回対象なのは指定された2商品の特定ロット
今回の対象は、
「アーモンド効果 PROTEIN ナッツミックス 250g」
「アーモンド効果 PROTEIN ナッツミックス 砂糖不使用 250g」
の2種類で、さらに賞味期限が「2027年4月22日」、ロット記号に「PKP」を含む商品です。
江崎グリコは、該当日以外に生産したこの2商品について、品質上の問題がないことを確認したとしています。
そのため、「アーモンド効果」という商品名だけを見て、すべての商品が自主回収の対象になったわけではありません。
アーモンド効果の風味劣化はどんな状態?
今回の公式発表では、「風味劣化を引き起こす、品質基準に満たない商品」と説明されています。
原因は、バチルス チューリンゲンシスが増殖して酸を生じたことです。
菌の増殖で酸が生じ本来の風味から変化
江崎グリコは、具体的に「酸っぱい味になる」「においが変わる」といった官能上の特徴までは公式発表で詳しく説明していません。
分かっているのは、菌の増殖により酸が生じ、その結果、商品本来の風味が劣化したということです。
異常な味や風味を感じた商品について、無理に飲み続けるのではなく、対象ロットかどうかをパッケージ上部で確認できます。
江崎グリコは今後どう対応する?
江崎グリコは今回の自主回収について、消費者と販売店に謝罪しています。
今後は再発防止に向け、品質管理を徹底すると表明しました。
詳しい混入経路や再発防止策は今後の焦点
2026年9月15日時点で公表されている原因は、「製造過程で細菌が混入した」というところまでです。
どの設備・工程を改善するのかなど、再発防止策の詳しい内容までは発表されていません。
今回の商品は製造委託先の工場で生産されたものでもあるため、今後、製造工程や衛生管理について追加説明が出るかも注目されます。
グリコ「アーモンド効果」自主回収の理由と対象商品を確認
江崎グリコが2026年9月14日に発表した「アーモンド効果」の自主回収は、製造過程でバチルス チューリンゲンシスが混入し、菌の増殖によって酸が生じ、風味が劣化したことが理由です。
対象は「アーモンド効果 PROTEIN ナッツミックス250g」と「アーモンド効果 PROTEIN ナッツミックス砂糖不使用250g」の2商品で、賞味期限が2027年4月22日、ロット記号に「PKP」が含まれるものです。
対象数量は合計10万4030本で、全国のスーパー、コンビニ、ドラッグストア、通販サイト、オフィスグリコなどで販売されていました。
江崎グリコは対象商品を飲んでも健康への影響はないと判断しており、今回の回収は風味劣化によって品質基準を満たさなくなったための対応です。
対象商品が手元にある場合は専用受付から回収を申し込み、商品引き取り後に商品代金相当のQUOカードを受け取る流れとなっています。
今回の自主回収は「アーモンド効果」全商品が対象ではありません。手元の商品について、商品名、賞味期限「2027年4月22日」、ロット記号「PKP」の3点を見ると、対象かどうかを確認できます。

