滝音がダブルインパクト優勝!M-1決勝歴・成績を解説
滝音がダブルインパクト優勝!M-1決勝歴・成績を解説

滝音は、さすけさんと秋定遼太郎さんによる吉本興業所属のお笑いコンビです。独特な言葉を繰り出すツッコミと、力の抜けた会話から笑いを広げる漫才で知られています。

そんな滝音が、2026年7月20日に生放送された「ダブルインパクト2026」で優勝。漫才とコントの両方を披露し、エントリー総数2896組の頂点に立ったことで、「M-1では決勝に進んだことがある?」「2026年のM-1にも出場する?」と注目が集まりました。

この記事では、ダブルインパクト優勝までの結果や得点、滝音のM-1決勝歴、2023年から2025年までの成績を詳しく解説します。敗者復活戦やワイルドカード、ラストイヤーに加え、コンビ名の読み方や由来、2人のプロフィールも紹介していきます。

目次

滝音がダブルインパクト2026で優勝!M-1決勝進出はまだ

滝音は「ダブルインパクト2026」で2代目王者となりました。

まず気になる結果をまとめると、次のとおりです。

  • ダブルインパクト2026で優勝
  • エントリー総数は2896組
  • 漫才475点、コント476点
  • 合計951点で優勝
  • 優勝賞金は1000万円
  • M-1グランプリの決勝進出経験はまだない
  • ダブルインパクト優勝によるM-1決勝直行制度はない

同じ1000万円の賞金が用意された大規模なお笑い賞レースですが、ダブルインパクトとM-1グランプリは別の大会です。

滝音は漫才475点・コント476点の合計951点で優勝

滝音は2026年7月20日、「アサヒビール スマドリ ダブルインパクト2026 漫才&コント二刀流No.1決定戦」で優勝しました。

ファーストステージではトップバッターとして漫才を披露し、500点満点中475点を獲得。8組中トップの得点で、上位5組によるセカンドステージへ進みました。

セカンドステージではコントを披露して476点を獲得し、2ネタの合計は951点。合計943点だったドンデコルテを8点上回り、エントリー総数2896組の頂点に立っています。

ステージ披露したジャンル得点
ファーストステージ漫才475点
セカンドステージコント476点
合計漫才+コント951点

漫才の得点よりコントの得点が1点高いという結果も、二刀流王者らしいところです。

トップバッターは審査の基準にされやすく、得点が伸びにくいとも言われます。その状況で最初から475点を記録し、最後まで首位を守り切ったのはかなり印象的でした。

ここで、ダブルインパクト2026の最終ステージへ進んだ5組について、大会で公表された漫才とコントの得点を筆者が独自に集計しました。

集計対象は滝音、ドンデコルテ、蛙亭、ダンビラムーチョ、ビスケットブラザーズの5組です。各組の2ネタの合計点を算出し、滝音の951点を基準として、ほかの4組と何点差があったのかを比較しています。

審査員ごとの細かな採点傾向を推測したものではなく、番組内で発表された公式の合計得点を使った実データ調査です。

滝音はダブルインパクト2026で漫才475点、コント476点の合計951点を記録し、2位に8点差で優勝した。
出典:大会公式サイト・吉本興業公式プロフィールをもとに筆者が独自集計

独自集計の結果、2位のドンデコルテは943点で、滝音との差は8点でした。

3位の蛙亭とは13点差、4位のダンビラムーチョとは14点差、5位のビスケットブラザーズとは19点差です。最終ステージに残った5組が、わずか19点の範囲に集まる接戦だったことが分かります。

2位との8点差を審査員5人で割ると、審査員1人あたりでは2ネタ合計1.6点、1ネタ平均では0.8点ほどの差です。

圧倒的な大差で勝ったというより、漫才とコントの両方で高得点をそろえ、小さな差を積み重ねて逃げ切った優勝だったといえます。

ダブルインパクトは漫才とコントの両方で競う大会

ダブルインパクトは、漫才とコントの両方が面白い芸人を決める賞レースです。

2026年大会では8組が決勝に進出。ファーストステージで漫才かコントのどちらかを披露し、上位5組がセカンドステージへ進みます。

セカンドステージでは、最初に選ばなかったもう一方のジャンルを披露。審査員5人が各100点満点で採点し、漫才とコントの合計1000点満点で王者を決めるルールでした。

M-1グランプリは漫才、キングオブコントはコントだけで競います。一方、ダブルインパクトでは、まったく異なる2種類のネタで結果を残さなければなりません。

滝音はキングオブコント2020で決勝進出を果たし、普段の舞台では漫才を数多く披露してきました。両方の経験が、一つの大会でかみ合った形です。

トップバッターの漫才を審査員も高く評価

滝音がファーストステージで披露したのは、秋定遼太郎さんの独特な発言に、さすけさんが次々とツッコミを入れる漫才でした。

千原ジュニアさんは、漫才のうまさがすべて笑いにつながっていた点を評価。中川家の剛さんも、見やすく理想的な漫才だったと高く評価しています。

滝音の漫才は、怒鳴り合いや大きな動きで押し切るタイプではありません。会話が淡々と進む中で、秋定さんの不思議な発想と、さすけさんの聞き慣れないツッコミワードが重なっていきます。

その持ち味を大舞台のトップバッターで出し切れたことが、優勝への大きな一歩になりました。

滝音はM-1グランプリ決勝に進出したことがない

結論からいうと、滝音は2025年大会までにM-1グランプリの決勝へ進出したことはありません。

準決勝や敗者復活戦には何度も進んでいますが、決勝の舞台には届いていない状況です。直近のM-1グランプリ2025では、ワイルドカードによって準決勝へ復活したものの、準決勝敗退となりました。M-1公式サイトに掲載されている最新ステータスも「2025年 準決勝:敗退」です。

そのため、今回のダブルインパクトは、滝音にとって全国ネットの大型賞レースで初めて手にした王座となります。

キングオブコントでは決勝経験があり、M-1でも何度も決勝目前まで進みながら、先に漫才とコントの二刀流大会で優勝するという結果になりました。かなりドラマチックな流れですよね。

ダブルインパクト優勝でM-1決勝へ進めるわけではない

ダブルインパクトで優勝しても、M-1グランプリの決勝や準決勝へ自動的に進めるわけではありません。

M-1グランプリ2026の公式規定では、2025年大会の準々決勝進出者に1回戦免除のシード権が与えられます。ダブルインパクトの優勝者に特別なシード権を与えるという規定は掲載されていません。

滝音がM-1グランプリ2026に出場した場合、シードの根拠になるのはダブルインパクト優勝ではなく、M-1グランプリ2025で準々決勝まで進んだ実績です。

つまり、ダブルインパクト王者であっても、M-1では再び予選を勝ち上がらなければなりません。ここは混同されやすいポイントです。

滝音はM-1グランプリ2026のラストイヤーではない

滝音はM-1グランプリ2026のラストイヤーではありません。

M-1グランプリ2026の出場資格は、2011年1月1日以降に結成された「結成15年以内」の漫才師です。滝音の結成日は2016年2月14日なので、2026年大会にも出場資格があります。

現行の結成15年以内というルールが変わらなければ、滝音のラストイヤーは2031年大会になる計算です。

2026年時点では、まだ数年にわたってM-1へ挑戦できます。ダブルインパクト優勝後にどのような漫才を見せるのか、ここはかなり気になるポイントです。

なお、M-1グランプリ2026は2026年6月22日から8月31日までがエントリー期間で、1回戦は8月1日から始まります。ダブルインパクト決勝が行われた7月20日時点では、M-1の予選開始前でした。

滝音のM-1成績は?2023・2024・2025年の結果

滝音はM-1決勝未経験ではあるものの、予選の早い段階で敗退し続けているコンビではありません。

これまでに準決勝や敗者復活戦へ複数回進み、2025年には視聴者投票によるワイルドカードも獲得しました。

主な成績は次のとおりです。

開催年主な結果
2020年準決勝進出・敗者復活戦出場
2021年準決勝進出
2023年準々決勝敗退
2024年準決勝進出・敗者復活戦出場
2025年準々決勝敗退後、ワイルドカードで準決勝復活・準決勝敗退
2026年予選開始前のため結果未定

さらに、M-1での継続的な成績を見やすくするため、2020年から2025年までの各大会について、滝音が最も高く到達したラウンドを筆者が独自に集計しました。

グラフでは、1回戦を1、2回戦を2、3回戦を3、準々決勝を4、準決勝を5、決勝を6とする独自の「到達段階指数」に置き換えています。

これは大会公式の採点や評価指標ではなく、年度ごとの到達ラウンドを同じグラフ上で比較するための便宜的な数値です。2025年については、準々決勝敗退後にワイルドカードで復活しているため、最高到達地点を準決勝として集計しています。

滝音はM-1の2020~2025年大会ですべて準々決勝以上に進み、6大会中4回、66.7%の割合で準決勝に到達した。
出典:大会公式サイト・吉本興業公式プロフィールをもとに筆者が独自集計

集計結果を見ると、滝音は2020年から2025年までの6大会すべてで準々決勝以上に進んでいます。

そのうち、準決勝まで進んだのは2020年、2021年、2024年、2025年の4大会です。6大会中4大会なので、準決勝到達率は約66.7%となります。

2022年と2023年は準々決勝で敗退しましたが、その後の2024年には再び準決勝へ進出。2025年も一度は準々決勝で敗れたものの、ワイルドカード1位によって準決勝へ戻りました。

決勝経験がないという点だけでは見えにくいものの、6年間にわたって準々決勝以上を維持していることから、滝音はM-1の上位ラウンドに定着しているコンビだと分かります。

M-1グランプリ2020は敗者復活戦に出場

滝音はM-1グランプリ2020で準決勝まで進み、決勝当日の敗者復活戦に出場しました。

M-1公式の敗者復活戦出場者一覧には、インディアンス、ゆにばーす、ぺこぱ、金属バット、ニッポンの社長、ロングコートダディなどと並んで、滝音の名前が掲載されています。

同じ2020年にはキングオブコントでも決勝へ進出しており、滝音の名前が全国的に知られるきっかけになった年でした。

漫才とコントの両方で大きな結果を残し始めた時期であり、後のダブルインパクト優勝につながる実績だったともいえます。

M-1グランプリ2021も準決勝へ進出

2021年も滝音はM-1グランプリの準決勝まで進みました。

当時のインタビューでは、前年のキングオブコント決勝に続き、2021年はM-1グランプリとキングオブコントの両方で準決勝へ進出したことが紹介されています。

2年続けてM-1決勝目前まで進んだことで、賞レースファンの間でも「いつ決勝に行ってもおかしくないコンビ」として知られるようになりました。

一度だけの好成績ではなく、漫才でも継続して評価されていたことが分かります。

M-1グランプリ2023は準々決勝で敗退

M-1グランプリ2023では、3回戦を通過して準々決勝へ進出しましたが、11月20日に大阪・なんばグランド花月で行われた準々決勝で敗退しました。

そのため、2023年は準決勝や決勝、決勝当日の敗者復活戦には進んでいません。

M-1は毎年エントリー数が増え、準々決勝の段階でもテレビ出演経験のあるコンビが数多く敗退します。滝音ほどの実績があっても、安定して準決勝へ進むのは簡単ではないことが分かります。

M-1グランプリ2024は準決勝と敗者復活戦へ

M-1グランプリ2024では、再び準決勝へ進出しました。

準決勝で決勝進出9組には入れなかったものの、12月22日に行われた敗者復活戦に出場。Bブロックでマユリカ、家族チャーハン、ナイチンゲールダンス、カラタチ、男性ブランコ、豪快キャプテンらと競いました。

最終的に敗者復活から決勝へ進むことはできませんでしたが、2023年の準々決勝敗退から一段階上へ戻した年です。

吉本興業の公式プロフィールにも、2024年の主な実績としてM-1グランプリ敗者復活戦への出場が記載されています。

M-1グランプリ2025はワイルドカードで準決勝復活

M-1グランプリ2025では、準々決勝で一度敗退しました。

しかし、準々決勝敗退者のネタ動画を見た視聴者が投票するワイルドカードで獲得票数1位となり、12月4日の準決勝へ復活しています。

ワイルドカードは、審査員による準々決勝の結果を視聴者投票で覆せる特別枠です。敗退した104組の中から1組だけが選ばれるため、滝音のM-1ネタが視聴者から強く支持されたことが分かります。

ただし、準決勝では決勝進出を果たせず、最終結果は準決勝敗退でした。

一度敗退しながら、多数の視聴者に押し上げられて準決勝へ戻ったという流れは、かなり印象的なエピソードです。

2025年に敗者復活戦へ出なかった理由

滝音は2025年の準決勝で敗退しましたが、決勝当日の敗者復活戦には出場していません。

理由は、ワイルドカードで準決勝へ復活したコンビが準決勝で敗れた場合、敗者復活戦には出られないという規定があるためです。

M-1グランプリ2025のワイルドカード公式ページにも、このルールが明記されています。

通常ルートで準決勝へ進んだコンビには敗者復活戦の出場権がありますが、準々決勝で一度敗退しているワイルドカード組には、さらにもう一度復活する機会は与えられません。

そのため、「滝音は2025年の敗者復活戦を辞退した」ということではありません。大会の制度上、出場資格がなかったということです。

滝音はM-1決勝まであと一歩の年が続いている

滝音は、2020年、2021年、2024年、2025年と、複数回にわたってM-1準決勝の舞台を経験しています。

2024年は敗者復活戦、2025年はワイルドカードという形で話題になりましたが、決勝への最後の一枠をつかめていません。

M-1で決勝に進めていないことだけを見ると意外ですが、実際には準決勝常連に近い成績を残しています。

そして2026年7月、M-1よりも先にダブルインパクトで優勝。大きなタイトルを手にしたことで、次のM-1では審査側や観客から向けられる視線も、これまでとは変わってきそうです。

滝音の漫才とコントは何が面白い?

滝音の魅力は、秋定遼太郎さんの少しずれた発言と、さすけさんが返す独特なツッコミワードです。

漫才とコントで設定は変わっても、2人の会話のテンポや言葉の面白さが軸になっています。

秋定遼太郎のゆるいボケとさすけのツッコミが特徴

滝音では、秋定遼太郎さんがボケ、さすけさんがツッコミを担当しています。

秋定さんは大きな声や派手な動きで笑わせるというより、落ち着いた口調で少し変なことを言い続けるタイプです。

そこへ、さすけさんが高めの声と独特な表現でツッコミを入れます。さすけさんが生み出す個性的なツッコミワードは、「ベイビーワード」と呼ばれることもあります。

一般的なツッコミであれば「何を言っているんだ」と返す場面でも、さすけさんは聞いたことのない言葉や例えを使います。

秋定さんのボケだけでなく、次にどんなツッコミが飛び出すのかも楽しみになる構造です。ここが滝音の漫才にクセになる人が多い理由でしょう。

会話中心の漫才がダブルインパクトでも高評価

ダブルインパクトの審査では、滝音の漫才が淡々と流れて見やすいことや、技術がすべて笑いにつながっていることが評価されました。

滝音の漫才は、会話の途中に細かいボケとツッコミが何度も入ります。

一つの大きな展開で笑わせるのではなく、少し変な言葉や考え方が積み重なり、気づくと2人だけの不思議な世界ができあがっています。

初めて見る人にも入りやすい会話漫才でありながら、さすけさんのワードセンスによって滝音にしかない色が出ているのです。

コントでも2人の会話量が多い

滝音は、コントでも会話のやり取りを大切にしています。

キングオブコント2020の決勝前には、普段は漫才をする機会が多く、コントでもほかのコンビより2人のやり取りが多いと、さすけさんが話していました。

衣装や小道具、設定だけに頼るのではなく、漫才で磨いてきた言葉の応酬をコントへ持ち込んでいるということです。

ダブルインパクトでは、ファーストステージの漫才が475点、セカンドステージのコントが476点でした。どちらか一方だけが突出したのではなく、両方がほぼ同じ高得点だったことにも納得できます。

この「両方がほぼ同じ高得点だった」という特徴を数字で確認するため、最終ステージに進出した5組の漫才得点とコント得点の差を、筆者が独自に計算しました。

計算方法は、各組の漫才得点とコント得点の差を絶対値で算出するというものです。あわせて、低い方の得点を高い方の得点で割った「バランス率」も計算しています。

バランス率は100%に近いほど、漫才とコントの得点差が小さいことを表します。ただし、これは2ジャンルの得点の近さを示す独自指標であり、ネタの面白さや大会公式の評価基準そのものではありません。

滝音のダブルインパクト得点は漫才475点、コント476点で差は1点。両ジャンルを99.79%のバランスでそろえた。
出典:大会公式サイト・吉本興業公式プロフィールをもとに筆者が独自集計

滝音の得点差はわずか1点で、バランス率は約99.79%でした。

蛙亭は漫才469点、コント469点で得点差0、バランス率100%です。しかし、2ネタの合計は938点で、滝音より13点低い結果でした。

ダンビラムーチョは3点差、ビスケットブラザーズは4点差です。一方、ドンデコルテは漫才482点で5組中最高点を記録したものの、コントは461点で、2ジャンルの差は21点ありました。

つまり滝音は、単に漫才とコントの点差が小さかっただけではありません才とコントの点差が小さかっただけではありません。両方を475点以上でそろえたことで、バランスの良さと総合得点の高さを両立していました。

二刀流大会で求められる「どちらのジャンルでも大きく得点を落とさない」という条件を、最も高い水準で満たしたことが優勝につながったのでしょう。

キングオブコント決勝経験が優勝につながった

滝音は2020年にキングオブコント決勝へ進出しました。

同じ年にはABCお笑いグランプリでも決勝へ進み、2022年には第7回上方漫才協会大賞の文芸部門賞を受賞。2024年にはオリックス・バファローズファンの芸人が競うBs-1グランプリでも優勝しています。

特に大きいのが、キングオブコント決勝というコント最高峰の舞台を経験していたことです。

M-1で準決勝を何度も経験する漫才力と、キングオブコント決勝へ進んだコント力。その2つがそろった滝音は、ダブルインパクトのルールと相性がよかったのでしょう。

2026年の優勝は突然現れた結果ではなく、それまで別々の賞レースで積み上げてきた実績が、一つにつながった瞬間だったといえます。

そこで、滝音が大型賞レースや関連大会で残してきた主な実績を、吉本興業の公式プロフィールや各大会の公式結果をもとに、2020年から2026年までの時系列で独自集計しました。

集計対象は、ABCお笑いグランプリ、キングオブコント、M-1グランプリ、上方漫才協会大賞、Bs-1グランプリ、ダブルインパクトです。

大会によって規模やルール、出場条件が異なるため、優勝回数だけで単純に比較するものではありません。決勝進出、準決勝進出、部門賞、優勝という実績を、滝音が歩んできた流れとして並べたタイムラインです。

滝音は2020年のキングオブコント決勝や複数回のM-1準決勝を経て、2026年にダブルインパクト優勝を果たした。
出典:大会公式サイト・吉本興業公式プロフィールをもとに筆者が独自集計

タイムラインを見ると、滝音が全国規模の賞レースで存在感を示し始めたのは2020年です。

この年にはABCお笑いグランプリとキングオブコントで決勝へ進み、M-1グランプリでも準決勝と敗者復活戦を経験しました。

その後もM-1で上位進出を重ね、2022年には上方漫才協会大賞の文芸部門賞を受賞。2024年には東京進出と同じ年にBs-1グランプリで優勝し、M-1でも再び準決勝へ進んでいます。

2025年にはワイルドカード1位からM-1準決勝へ復活し、2026年にダブルインパクトで優勝しました。

最初の大型賞レース決勝進出から、ダブルインパクト優勝までには約6年かかっています。結成した2016年から数えると、約10年をかけて漫才とコントの二刀流王者へ到達したことになります。

すぐに大きなタイトルを獲得したのではなく、決勝や準決勝での敗退、準々決勝で足踏みした時期も経験しながら、少しずつ実績を積み重ねてきました。

こうした流れを知ると、2026年の優勝が偶然ではなく、長年にわたって漫才とコントの両方を磨いてきた結果だったことがより見えやすくなります。

滝音はどんな芸人?読み方・由来やプロフィール

滝音は「たきおん」と読むお笑いコンビです。

メンバーは、向かって左がさすけさん、右が秋定遼太郎さん。2016年2月14日に結成され、吉本興業に所属しています。

滝音のプロフィール一覧

項目内容補足
コンビ名滝音読み方は「たきおん」
結成日2016年2月14日バレンタインデーに結成
所属吉本興業東京本部所属
メンバーさすけ、秋定遼太郎2人組
主な芸種漫才、コント両方を披露
主な実績ダブルインパクト2026優勝2896組の頂点
M-1最高成績準決勝進出2025年大会まで
KOC最高成績決勝進出2020年大会

さすけの年齢・身長・出身地

項目内容補足
芸名さすけ滝音のツッコミ
生年月日1990年3月7日2026年7月時点で36歳
出身地大分県大分市公式プロフィール記載
身長177cm体重77kg
血液型A型公式プロフィール記載
学歴大阪大学卒業早押しクイズが特技
趣味ゲーム、読書、娘と遊ぶ公式プロフィール記載
NSC大阪校34期秋定さんの1期後輩

さすけさんは、大阪大学を卒業している高学歴芸人です。

早押しクイズのほか、ベビーマッサージとキッズヨガの資格を持ち、料理も特技として紹介されています。趣味に「娘と遊ぶ」と記載されていることから、父親としての一面もあります。

漫才では高めの声と独特なツッコミが印象的ですが、クイズや言葉に強い経歴を知ると、ワードセンスの豊かさにも納得できますね。

秋定遼太郎の年齢・身長・出身地

項目内容補足
名前秋定遼太郎読み方は「あきさだりょうたろう」
生年月日1987年10月29日2026年7月時点で38歳
出身地兵庫県神戸市公式プロフィール記載
身長185cm体重77kg
血液型AB型公式プロフィール記載
趣味野球観戦、読書、アニメ、映画、城巡りオリックスファン
特技バスケットボール中学時代はキャプテン
NSC大阪校33期さすけさんの先輩

秋定遼太郎さんは身長185cmの高身長で、さすけさんとは8cm差があります。

熱心なオリックス・バファローズファンとしても知られ、2024年にはBs-1グランプリで優勝しました。バスケットボール経験もあり、中学時代にはキャプテンを務めています。

漫才で見せるゆったりした雰囲気とは違い、学生時代はスポーツにも力を入れていたようです。

コンビ結成はさすけからのDMがきっかけ

滝音が結成されたのは2016年2月14日です。

さすけさんは当時の相方から突然、芸人を辞めてコンビを解散したいと告げられました。そのとき、以前に秋定さんから「コンビを組みたいが、相方がいるので誘えない」と言われていたことを思い出します。

さすけさんは前のコンビを解散した直後、秋定さんへDMを送り、連絡先を交換。そこから滝音の結成につながりました。

結成日はバレンタインデーですが、秋定さんはインタビューで「ロマンチックではない」と否定しています。

それでも、前のコンビが解散した直後に次の相方とつながり、約10年後に大きな賞レースで優勝した流れは、かなりドラマチックな話ですよね。

コンビ名の由来は仮想粒子の「タキオン」

「滝音」というコンビ名は、滝から聞こえる水の音が由来ではありません。

光より速く移動すると仮定されている粒子「タキオン」を、「滝の音」と書いて表した当て字です。

この名前は、秋定さんが以前の相方と解散するとき、再結成した場合に使う名前として考えていたものでした。その後さすけさんとコンビを組む際に、秋定さんが新たに思いついたような形で提案したと明かしています。

漢字だけを見ると「たきね」や「たきおと」と読んでしまいそうですが、正しい読み方は「たきおん」です。

スピード感のある「タキオン」と、和風で目を引く「滝音」という漢字の組み合わせが印象に残ります。

芸歴を重ねて2024年に東京進出

滝音は長く大阪のよしもと漫才劇場を中心に活動し、2024年4月から東京へ進出しました。

大阪で行われた卒業公演では、秋定さんの独特な表現と、さすけさんのベイビーワードを使った企画も披露されています。

東京進出後も、M-1グランプリ2024で準決勝と敗者復活戦へ進み、2025年にはワイルドカードで再び準決勝へ進出。そして2026年にダブルインパクト優勝を果たしました。

活動拠点を移してから約2年で全国規模のタイトルを獲得したことになります。まさに東京進出後の大きな転機だったといえそうです。

滝音のダブルインパクト優勝とM-1成績まとめ

  • 滝音は、さすけさんと秋定遼太郎さんによるお笑いコンビ
  • コンビ名の読み方は「たきおん」
  • 2016年2月14日に結成された
  • 2026年7月20日にダブルインパクト2026で優勝した
  • エントリー総数2896組の頂点に立ち、賞金1000万円を獲得した
  • 漫才475点、コント476点の合計951点を記録した
  • ダブルインパクトではトップバッターから優勝を果たした
  • 最終ステージ2位との点差は8点、5位との差は19点だった
  • 漫才とコントの得点差はわずか1点で、独自算出したバランス率は約99.79%だった
  • 2025年大会までM-1グランプリの決勝進出経験はない
  • M-1では複数回にわたって準決勝や敗者復活戦へ進んでいる
  • 2020年から2025年まで6大会連続で準々決勝以上に進んでいる
  • 6大会中4大会で準決勝へ到達し、独自集計による到達率は約66.7%
  • 2023年は準々決勝敗退、2024年は敗者復活戦まで進出した
  • 2025年はワイルドカード1位で準決勝へ復活したが、決勝には届かなかった
  • ワイルドカード組だったため、2025年の敗者復活戦には出場できなかった
  • 2026年はM-1のラストイヤーではなく、出場資格が残っている
  • さすけさんは身長177cm、大阪大学卒業のツッコミ
  • 秋定遼太郎さんは身長185cm、兵庫県神戸市出身のボケ
  • コンビ名は仮想粒子「タキオン」に「滝音」の漢字を当てたもの
  • キングオブコント2020では決勝へ進出している
  • 大型賞レース決勝進出から約6年、コンビ結成から約10年で二刀流王者となった

M-1では何度も決勝目前で涙をのんできた滝音ですが、2026年のダブルインパクトで、ついに大型賞レースの王者となりました。

公式結果を使った独自集計からも、漫才とコントをほぼ同じ高得点でそろえたバランスの良さや、M-1の上位ラウンドへ継続して進んできた実力が見えてきます。

漫才とコントの二刀流日本一という肩書きを手にした2人が、次のM-1でどこまで勝ち上がるのか。これまで以上に大きな注目を集めることになりそうです。